ハイブリッドミニバンで激烈過ぎる新バトルが勃発しそうだ。2018年3月1日、日産が5代目「セレナ」に「セレナ e-POWER」を追加。2016年の発売以来売れ続けている「ノート e-POWER」でおなじみの発電専用エンジンと走行用モーターを組み合わせたシステムを搭載したこのセレナは、トヨタの「ノア」「ヴォクシー」を超えることができるのか?

【コンセプト】バカ売れ“ノートe-POWERの奇跡”の再現なるか?

 正直予想以上というか、トンでもない新商品が出てきちゃいましたわ。ソイツは日産「セレナ e-POWER」。デビューとしてはそれほど早いわけでも目新しくもありません。2016年デビューの人気ミニバン、5代目セレナに2年目に追加された単なる追加ハイブリッドモデルですから。

 でも注目せずにはいられないのです。なぜならこの「e-POWER」なる日産独自の2モーターハイブリッドシステムが、とんでもない実績ってか、日産流“新魔球”とでも呼びたくなるオーラを持ってますんで。

 この新魔球の威力をまざまざと見せつけられたのは2016年10月発表の「ノート e-POWER」。これまた既存のFFコンパクト「ノート」の4年ぶりに追加されたモデルで、日産待望のコンパクトハイブリッドカーとして注目はされていましたが、さほど売れるとは思ってませんでした。

 ところがデビュー直後の11月に奇跡の国内月販ナンバーワンを記録! なんと日産としては30年ぶりの快挙で、しかも勢いは今も続行中。2018年1~2月の月間販売台数は鉄板人気のハイブリッド、トヨタ「プリウス」「アクア」を超えて2カ月連続のナンバーワン! どちらも余裕の1万2000台超えです。正直、小沢はここまで人気を発揮するとは予想だにしていませんでした。

2018年3月1日に追加発売された日産の5代目「セレナ」のハイブリッドモデル「セレナ e-POWER」(税込み296万8920~343万6560円)
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