三菱自動車の新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」が発売される。欧州や豪州・ニュージーランド、東南アジアではすでに発売済みのこのクルマ、実は三菱にとって4年ぶり(!)の新車だ。

【コンセプト】4年間新車を出してなかったメーカーなんてある?

 小沢コージ、ひさびさにクルマづくりの難しさであり深さを感じました。それは三菱自動車待望の“完全”新車「エクリプスクロス」! いわゆるホンダ「ヴェゼル」、トヨタ「C-HR」と並ぶ人気の全長4m強クラスのスタイリッシュSUVですが、なにに驚いたかってその苦闘の歴史です。

 まずは商品担当の林祐一郎CPS(チーフ・プロダクト・スペシャリスト)を直撃。

小沢:いったい何年ぶりの新車でしたっけ?

:国内だと4年ぶりです。

小沢:4年ぶり! やっぱり例のリコールや燃費改ざん問題の影響が?

:あると思います。途中で襟を正して見直した見直した開発手法もキチッとこのクルマには全部入ってますし、本当にいろいろあってコンセプトの言葉を決めたのが5年前。

 別のスタッフも「絶対にもう失敗できなかったから」と話しており、まさに石橋を叩くようにして、じっくり作ったからこその4年間だったのです。しかしいまどきこれほど長期にわたり新車を出してなかった自動車メーカーなんて小沢は聞いたことがありません。

「東京モーターショー2017」で日本仕様車が発表された三菱自動車の「エクリプス クロス」
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