軽さで走りと低燃費を両立させるスズキらしい実用性

1L直列3気筒ターボ+6ATを搭載
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 肝心の走りですがドアを開けて、シートに座った瞬間からハスラーとは別物です。前述通りシートサイズは大きいし、座り心地に厚みがあるし、エンジン始動音からして軽すぎません。しかもクロスビーはソリオや「スイフト」でメインに使われている1.2L直列4気筒ツインジェットエンジンはあえて使わず、1L直列3気筒ターボ+6ATを搭載。

 これが99ps&150Nmのトルク重視のターボパワーを低回転から発揮するだけでなく、ソリオ譲りの軽量ボディーを組み合わされて十分速い。出足からグイっと出るし、モヤーッと加速するCVTを使ってないのでダイレクト感も上々。

 さらに小沢が重視しているステアリングフィールですが、16インチの十分なサイズのタイヤもあってガッチリ。乗り心地はそれなりに硬めですが剛性感が軽とは全然違います。これだけでもクロスビーにした甲斐ありです。

 おまけにFFで960kg、4WDで1000kgとスズキ自慢の軽量ボディもあって走りと低燃費が見事に両立されてます。JC08モード燃費はFFが22.0km/L、4WDでも20.6km/Lですから。

 実にスズキらしい実用性能の重視です。

JC08モード燃費もFFが22.0km/L、4WDが20.6km/Lと十分低燃費
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安全装備も選べるのがスズキらしさ

 一方流行りの先進安全ですが、歩行者まで認知する「デュアルセンサーブレーキサポート」やスズキコンパクト初の「後退時ブレーキサポート」、モニターで立体的に自車位置を確認できる「3Dビュー」も装着可能。

 ただし、全車標準ではなく「スズキセーフティサポートパッケージ」抜きも選べるのがなんともスズキらしいところ。頭の硬い識者は、なぜ全車標準じゃないんだ! と怒るかもしれませんが。