小沢コージが最新の自動運転ソフトウエア「ソフトウェア8.0」搭載したテスラ「モデルS」で富山─東京間、約600kmを走破した。乗ってみて分かった旧型との違いとは?

【コンセプト】最新のオートパイロットで富山から東京まで走ってみた!

テスラ「モデルS」。価格はエントリーモデルの「Model S 60kWh」が税込み884万1000 円
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 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。しかし、時代も変わったもんだわ。アップデートにオートパイロット! こんなネタが当たり前にクルマについて語られる時代がくるとはねぇ。

 実は2016年、雪が降る前のこと。少し変わった試乗をしてまいりました。ご存じ北米EVベンチャーのテスラモーターズが出しているプレミアムEVセダンの「モデルS」。コイツが2012年に北米で登場、2014年に日本に上陸し、業界を震撼(しんかん)させてから早4年。世界でトータル14万台以上売れ、かつてのクルマとは違った進化を続けてきたわけですが、その新旧の違いを体験できるだけじゃなく、最新モデルで富山─東京間約600kmも走る機会があったんです。

 つまりテスラの半自動運転技術「オートパイロット最新版」のロングテストというわけですな。そして今までと違う進化とは、要するに車に搭載されたソフトウエアがアップデートしたということ。

クルマもアップデートで変わる時代

 「いわばiPhone本体のハードウエアと、iOSとアプリが折々にアップデートされるようなものです。今回は新しくなった『ハードウェア2.0』の車両に、新しい『ソフトウェア8.0』が載りました。この機に、2014年9月に納車された初期バージョンと乗り比べていただきたいと思っています」(テスラ広報)

 要は今やクルマはハードウエア以上にソフトウエアの進化が大事になっていて、特に“走るスマホ”を自認するテスラは、それが顕著。今も毎週約20カ所ほどを改良していて、この4年間でトータル1000カ所以上! 良くなってるとか。モデルS用の新しいソフトウエアはインターネットを通じてダウンロードでき、アップデートによって実際に機能が大きく変化します。

 特に有名なのは半自動運転のオートパイロットで、ソイツは2015年以降のモデルSならすべて搭載することができ、日本でも2016年1月にダウンロードが可能になったソフトウェア7.1に含まれておりました。

 今回それがハードウエアと共にソフトウェア8.0に進化したので試してみては? とそういうことなのです。

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