「中国トレンド通信」「ニーハオ! デジモノ」でおなじみの山谷剛史氏が分析する「中国ヒット商品」ベスト10も7年目を迎えました。さて、2015年に中国でヒットした商品・サービスとは?

 年の瀬恒例、日経トレンディの看板記事「ヒット商品ベスト30」にならい、今年も筆者の視点で中国のヒット商品ベスト10を選んでみた。

 昨年は「中国製スマートフォン」を1位に挙げたが、今年はすでに普及し尽くした感があり、トレンドとしての主役はスマートフォン関連のアプリやサービスに移行した印象だ。

 また、ネット決済が一般化するとともに、オンラインショッピングを利用するユーザーも激増。中国人による日本製品の“爆買い”が、日本旅行からネットの世界にシフトするのか注目されている。

 ネットで何でも買えるようになった一方で、街の雑貨店、10元ショップが急増しているのは面白い現象だ。ネットの動画を楽しめる大画面スマートテレビが普及しつつあるなか、劇場用映画に大ヒット作が生まれたことも同じ現象なのかもしれない。

 雑貨店、10元ショップで買えるものとしては、ヘアアクセサリーの「豆芽花」やジオラマ作成キットのブームが挙げられるが、もう1つ、今年のトレンドのキーワードと言えるのが「子供」。中国の親たちはスマートフォンの代わりにスマートウオッチを子供に持たせ、知育のためにマインクラフトやレゴブロックで遊ばせる……。2016年も女性向けの雑貨や子供関連の商品がヒットするような予感がしている。

 さて、筆者が独断と偏見で選んだ「2015年中国ヒット商品ベスト10」のランキングは以下の通りである。

2015年中国ヒット商品ベスト10
1位
雑貨店
2位
名創優品(メイソウ)
3位
モバイル決済
4位
モバイル向けサービス
5位
日本旅行
6位
大画面スマートテレビ
7位
マインクラフト
8位
子供用スマートウオッチ
9位
豆芽花
10位
九層妖塔、尋龍訣、捉妖記
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