ハイテクを駆使した無人コンビニ「繽果盒子」

 中国で無人コンビニが登場したとのニュースが、今年に入ってしばしば報じられるようになった。これまでも無人の店舗はあったのだが、それらは店内に自動販売機が並んでいるだけの“自販機コンビニ”。対して最近のニュースで取り上げられる無人コンビニは、商品を手に取ってレジで精算するまさにコンビニスタイルだ。

 それらの無人コンビニの特徴としては、ガラス張りの外観と、モバイル決済の「支付宝(アリペイ)」ないしは「微信支付(ウィーチャットペイ)」の導入が挙げられる。

 ということで、百聞は一見にしかず。広東省中山市の賓哥網絡科技という企業が運営する24時間オープンの無人コンビニ「繽果盒子(Bingo Box)」に行ってみた。

 繽果盒子は複数の都市で展開されているが、筆者が訪れたのは広東省広州市の店舗。広州ではこの1店舗だけで、都心ではなく郊外、ベンチャー企業が集まる「国際単位創意園」と呼ばれるエリアにある。新しいテクノロジーや斬新な“モノ&コト”が受け入れられやすい地域で試験運用を始めたとみていいだろう。

繽果盒子の店舗。仮設住宅のような感じで広場に設置されていた
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繽果盒子の店内。少し狭いが、いかにもコンビニっぽい印象
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