ショッピングモールのVR体験は小学生に人気!?

 中国のショッピングモールで、VRゲームが楽しめる体験スペースを目にする機会が増えてきた。「VR体験中心」と呼ばれるVRゲーム専用のところもあれば、VRゲームに加えて、レーシングゲームなどの大型筐体があったり、セグウェイなどの試乗ができたりするところもある。

 これは筆者が滞在している内陸の地方都市の話だが、中国におけるトレンドの発信地である上海では「VR体験中心」はさらに人気が高いようだ。上海のニュースメディア「東方網」の記事によると「2016年はVR元年と呼ばれており、VR体験スペースは中国全土で5000カ所、上海のモール内だけでも150カ所近くある」という。また上海商業経済学会会長は、東方網の取材に対し「ショッピングモールは、昔はショッピング+レストラン街だった。最近はショッピングが盛り上がらないので、ハイテク体験スペースを置くようになった」とて答えている。中国全土の都市在住の人々にとって、VRゲームはそれほどまでに身近な存在となっているのだ。

 料金は1回30元(約480円)程度で、店舗やショッピングモールの会員登録時や、一定額以上の買い物で1回無料といったサービスを用意しているところもある。VRゲームがショッピングモール集客に活用されているわけだ。

どの体験スペースにも1人か2人のスタッフがいて、丁寧に遊び方を教えてくれる
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アニメタッチのゾンビが襲ってくるゲーム。遊んでいるのは小学生くらいの子供が多い
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