日本アニメファンの中高生の支持を受けて急成長

 3月28日、中国の動画共有サイト「ビリビリ動画(bilibili)」を運営する上海幻電信息科技有限公司(BILIBILI INC.)が、米国のベンチャー向け株式市場NASDAQ(ナスダック)に上場した。「ビリビリ動画」は、再生中の動画上にユーザーのコメントが流れる「ニコニコ動画」に“インスパイア”された動画共有サイトだが、アクティブユーザー数は1億5000万人超と、いまや本家を超える規模になっている。

 中国の動画共有サイトといえば「優酷(YOUKU)」や「土豆(TUDOU)」「捜狐(SOHU)」などが有名どころ。実を言うと、中国全土での「ビリビリ動画」の知名度はそれほど高くない。しかし、正規版の日本アニメを配信することなどで、上海をはじめとした大都市に住む中高生を中心に認知度を高めており、流行の最先端を行く都市である上海では、中高生の半数が「ビリビリ動画」のファンだという報道もあるほどだ。実際、同サイトのユーザーの75%は24歳以下で、平均年齢も17歳と若い。

「ニコニコ動画」のシステムをベースにした「ビリビリ動画」だが、独自の発展を遂げて本家を超えた
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