大きな感動を生んだ2016年のブラジル・リオデジャネイロ五輪が終わり、いよいよ世界の目が4年後の東京に向けられます。

 すでに東京駅周辺の大手町、丸の内、有楽町の再開発が本格的に始まり、2020年までに東京の街が大きく変貌するようです。

 今回は、複数の大規模なプロジェクトが同時進行し、2027年には大阪の超高層ビル「あべのハルカス」を上回る、地下5階・地上61階建て、高さ390メートルの超高層ビル(常盤橋街区再開発プロジェクト)が完成する予定の大手町に着目。

 大手町といえば、地下1500メートルから温泉をくみ上げ、「大手町温泉」として認定されたことが大きな話題となりましたが、その大手町温泉を利用できるフィットネスクラブの入った超高層複合ビル「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」が2016年5月にオープン。実際に行ってみると、レストランやショップ、さらに休憩できるオープンスペースが充実していました。

「ランチテラス」と呼ばれるオープンスペースでは、お弁当を持参して食べているビジネスパーソンの姿も

 そして、以前はりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルのあったエリアは現在建て替えプロジェクトが進行中で、ここは「大手町ホトリア」という名称になるのだそうです。その一画に新たに建設される大手町パークビルディングの高層階には、シンガポールの長期滞在用のサービスアパートメント「アスコット・ザ・レジデンス」が入る予定。家具一式を備え、リネン交換やクリーニングなどのサービスを受けられる施設になるのだとか。129室もあるこの施設はホテルと賃貸住宅の中間的な位置づけで、2017年の開業をめざし、ビジネス客や東京オリンピックでの長期滞在者向けに需要を見込んでいるそうです。

向かって左側手前の黒いビルが「星のや東京」。通りの向こうに見えるのは、大手町1-2地区計画エリア。周辺には大規模な工事が進行中のエリアが点在していました
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 大手町はこれまでの無機質なオフィス街というイメージから、温泉が楽しめるようになり、宿泊施設やレストラン、ショップ、そして広場のような人々の憩いの場が増え、ガラリと雰囲気が変わっていくのではないかと感じました。