皆さんは「グランピング」という言葉をご存じでしょうか? グランピングとは、“グラマラス”と“キャンピング”を掛け合わせた造語で、ホテルや宿泊施設が提供する贅沢なキャンプのこと。テントや食事を自分たちで用意する必要がなく、まさに手ぶらで気軽にキャンプができちゃうんです。2016年は、日本全国でこのグランピングが体験できる施設が次々とオープンし、今まさにグランピングブームの波がやってきているようです。

 そこで日本でのブームの代表格ともいわれる「星野リゾート」が手掛ける「星のや富士」へ、1泊2日で宿泊してきました。

 都心から車でおよそ1時間半。河口湖を見下ろす6ヘクタールもの広大な森の中に、星のや富士はありました。まずレセプションでチェックインを済ませると、壁一面に展示されたリュックサックの中から好きなタイプを貸し出ししてくれます。私は黄色のリュックサックを選びました。中には7つ道具のクッション、ダウンブランケット、双眼鏡、ヘッドランプ、敷地内の地図、オリジナルのウォーターボトルとビスコッティ(ビスケット)が入っています(ウォーターボトルとビスコッティは持ち帰り可能)。

送迎用のジープに乗って森の中へ。非日常の世界へ誘ってくれます
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壁一面に展示されたリュックサックから好きなタイプを選びます
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リュックの中にはちょっとした散策に便利な7つ道具が入っていました
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 部屋(キャビンと呼ばれていました)は全部で40室あり、それぞれ部屋の3分の1はテラスになっているのが特徴。さらに40室のうち、2部屋はテラスに薪ストーブが設置されているので、部屋で薪ストーブ体験ができるんです。薪ストーブに強い憧れを持つ夫の希望でこの薪ストーブつきの部屋に宿泊しました(使い方も丁寧に説明してもらえます)。

丘陵に沿って箱型の部屋が連なっています
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部屋の中はシンプル
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 客室のつくりはとてもシンプル。もちろんテレビもありません。テラスに出ると鳥のさえずりが聞こえ、薪ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを入れるという、日常では味わえない贅沢な時間を過ごしました。

薪ストーブ体験ができます
コーヒーを入れる時間も贅沢に感じられます
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