このコラムもおかげさまで8年目になります。身の回りのトレンドをテーマにさまざまな人に会い、貴重な体験をしてきました。このたび子どもを授かり、2017年4月から産休に入ることに伴い、このコラムもしばらくお休みすることになりました。

妊娠中から保活せよ!?

 さて、最後のコラムは何を書こうかと悩んだのですが、やはり身の回りで発見したトレンドをテーマにすることにしました。私が一番驚いた「保育事情」について取り上げようと思います。

 待機児童の問題はいまだに課題山積。2016年は「ユーキャン新語・流行語大賞」でもトップ10入りするほど保育園に関するニュースが多い年でした。世間からの関心度と深刻度が増していることがうかがえました。

 私自身、子どもを授かって真っ先に先輩ママからアドバイスされたのが、「妊娠中から保活せよ」ということ。保育園についてはまだ先のことと思っていた私にとっては衝撃的でした。だってまだ出産もしていないのにですよ!

 ちなみに私が行っている保活は、実際に保育園へ見学に行き、毎日送り迎えしやすい場所にあるか、環境や保育の内容などをしっかりチェックすること。

 またエントリー方法を聞いて、妊娠中からウェイティングリスト(入園の順番待ち)に記載できるようであればエントリーをすること。保育園へ預けるのは本当に大変なのだと実感しました。

 保育園について調べていくうちに分かったのは、最近は保護者の保育ニーズが多様化していて「保育」だけでなく、「教育」「食」「運動」など、特定の分野に特化した保育園や幼児園が増えてきているということでした。

 例えば、大田区にある「森の保育園」では、給食にマクロビオティックを取り入れた玄米自然食が出されるんだとか。食材は国産の無添加・無農薬のものが中心で、おやつは、乳製品、ショ糖、卵をほぼ使わずに作るこだわり。さまざまな食育情報を保護者と共に検証していくことに力を入れているそうです。

 また、英語やスポーツに力を入れる保育園も。都内や川崎市にある「バディスポーツ幼児園」は、陸上、サッカー、ポートボール(バスケット)、器械体操、スイミング、スキー、スケートと、1年を通してさまざまなスポーツを学び、通年授業の他にもサマーキャンプ、運動会、スキー合宿という大きなイベントも充実。入園希望者が殺到してキャンセル待ちが続いているほどの人気ぶりなんだそう。

 復職を考えている者としては、預かってもらえるだけでも……と思うのが正直なところですが、このように個性豊かな保育園・幼児園が増えてきていることで、入園できるかどうかは別としても選択肢は増えている印象を持ちました。