味噌カツ、ひつまぶし、あんトースト、手羽先など、早くから東京に進出してきた“名古屋メシ”。そんななか、名古屋と豊橋以外では展開していなかった“ヨコイのあんかけスパ”が東京に初進出した。

 あんかけスパゲッティ発祥の店「ヨコイ」は、六本木にある飲食店「リゾートダイニング ジュッピー」(以下、ジュッピー)を運営するワールドジョイ(東京都港区)と提携。2016年4月15日から、ジュッピーのランチタイム(11~17時)にヨコイの定番メニュー「ミラカン」など6品を、ディナータイムに4品の提供をスタートした。

 あんかけスパゲッティ自体は「カレーハウスCoCo壱番屋」の系列店「パスタ デ ココ(PASTA DE COCO)」(新橋)など、東京でも提供する店はあった。今回はその“本家”が満を持して進出する形となる。

 ヨコイは1963年に名古屋市で創業。初代オーナーの横井博氏がイタリアンのミートソースをヒントに考案した「ヨコイのソース」がそのルーツだという。当時はまだスパゲッティは一般的ではなく、日本人が好むあんかけ風の味に仕上げたことで、名古屋人の心をキャッチ。「あんかけスパ」として広まった。初代が「この味を広めたい」と考えたため、あんかけスパを提供する店は東海エリア全体で100店舗以上あり、名古屋では喫茶店の定番メニューになっている。

 だが、これまで名古屋市内で直営2店舗とFC2店舗(うち1店舗は豊橋市)しか展開していなかった同店がなぜ今東京に進出したのか、また本家の味は東京で受け入れられるのか。その答えを探るべく、オープン直前の発表会に参加した。

ランチタイムだけ「ヨコイ Juppy店」の看板を掲げる「リゾートダイニング ジュッピー」(東京都港区六本木 7-17-19 FLEG 六本木 second3階)。六本木駅から徒歩2分。営業時間は11~15時で、日曜定休。テーブル 32 席、カウンター4 席、個室約 10 席、屋上BBQ テラス 14 席(最大 20 名収容可)
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ウィンナー、ハム、ベーコンを具材にした「ミラネーズ」(税込み850円)
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オニオン、ピーマンを具材にした「カントリー」(税込み700円)
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