大手3キャリアの夏商戦に向けた新機種が出そろった。そんな中で注目されているのが、初めて3キャリア全てに端末を提供したファーウェイだ。NTTドコモの独占販売となった「HUAWEI P20 Pro」を筆頭に、全キャリアに異なる端末を投入したファーウェイ。今後、日本のスマートフォン市場にどのような影響を与えるだろうか。

ドコモ、ソフトバンクもファーウェイの端末を採用

 5月10日から16日にかけて、大手3キャリア(通信事業者)が夏商戦に向けた新スマートフォンを発表した。今年の夏商戦で注目すべきは、春商戦で「HUAWEI nova 2」をauに端末を提供したファーウェイが、大手3キャリア全てに端末を提供したことだ。

今年の夏商戦に向けた各キャリアの新機種は、NTTドコモが10機種、auとソフトバンクが各6機種。いずれもカメラ機能に力を入れた機種を多く投入してきた。写真は5月16日のNTTドコモ 2018夏 新サービス・新商品発表会より
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 しかも、提供した端末はキャリアごとに異なっていて、ソフトバンクに提供したのはハイエンドの「HUAWEI Mate10 Pro」とローエンド「HUAWEI nova lite 2」の2機種。いずれも既にSIMフリーモデルとして国内でも販売されているものだ。

 一方、auには新機種となる「HUAWEI P20 lite」を投入。デュアルカメラと縦長ディスプレーといった最近のトレンドを取り入れたミドルクラスのモデルで、昨年SIMフリー市場で大ヒットした「HUAWEI P10 lite」の後継に当たる。

auが販売する「HUAWEI P20 lite」は、ラインアップとしては「HUAWEI nova 2」と重複するが、KDDIは販売の主体を徐々にP20 liteへとシフトしていく方針だ。写真は5月14日の「au 2018 夏モデル」に関する説明会より
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