2015~2016年にかけて多くの端末が登場し、話題となったマイクロソフトのスマートフォン向けOS「Windows 10 Mobile」。しかし、最近は話題になることもなく、対応端末もほとんど見かけない。一体なぜなのだろうか。

ボディーデザインは同じだがOSが異なる新機種

 MVNOのサービスの盛り上がりとともに、人気を高めているSIMフリースマートフォン。だが最近、Androidスマートフォンの新機種として発表された製品のいくつかは、以前どこかで見たことがあるものだ。

 その1つが、2017年5月発売予定のトリニティの「NuAns NEO [Reloaded]」だ。特徴は、スマートフォン本体にさまざまなカバーを装着してカスタマイズできるなど、デザイン性を重視していること。5.2インチのディスプレーを備え、SIMフリースマートフォンとしては数少ないFeliCaに対応するなど、機能面でも充実している。

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トリニティの新機種「NuAns NEO [Reloaded]」。カバーを装着してカスタマイズできるなどデザイン性が高いうえ、FeliCaに対応するなど機能も充実している。写真は2月20日のトリニティ新機種発表会より

 そしてもう1つ、VAIOの「VAIO Phone A」がある。これは、アルミ削り出しのボディーに5.5インチディスプレーを搭載したスマートフォンだ。2枚のSIMを挿入することで同時に待ち受けができる「DSDS」(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)など最新の機能を搭載しながらも、2万6784円(税込み)と安価なのが特徴だ。

VAIOの新機種「VAIO Phone A」。アルミ削り出しのボディーを採用して質感を高めつつ、DSDSなど最新の機能も取り入れている。画像はVAIOプレスリリースより
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 実は「NuAns NEO [Reloaded]」には「NuAns NEO」、「VAIO Phone A」には「VAIO Phone Biz」といったように、これら2つの機種には、別のOSを搭載した前モデルが存在する。ボディーデザインがほぼ同じなので、どこかで見たことがある気がするのも当然だ。

 そして前モデルに搭載されていたOSはいずれもマイクロソフトの「Windows 10 Mobile」。どちらのメーカーもデザインはほとんど変えずに、搭載するOSを入れ替えた機種を出したのは一体なぜなのだろうか。