今回は、秋葉原に店舗を構えるパソコンショップ アークにキーボードの売れ筋を取材した。同店は、PCパーツショップのなかでもゲーミングデバイスの取り扱いが充実しており、キーボードのトレンドも一般的なショップ以上にゲーム向けの傾向が強い。

 ひとくちにゲーム向けといっても、トレンドは常に変動している。同店のフロアマネージャーを務める渋谷義寛氏は「2年ほど前はRazer一強でしたが、最近は他メーカーも独自のキースイッチを開発するなどして支持を集めており、群雄割拠となっています」という。

 それを踏まえて、同店の最新売れ筋ランキングを見ていこう。型番単位のランキングとすると全体像が読みづらくなるので、ブランド単位で順位付けしてもらい、各ブランドで一番売れているモデルを挙げてもらった。

●ゲーミングキーボードの売れ筋ランキング
1位 Blackwidow Chroma V2 Razer 2万2356円(税込み)
1680万色に光るフルキーボード。高速入力が可能な“黄軸”など、独自のキースイッチを採用している。着脱式のパームレストを同こんし、本体サイズはW475×D171×H39mmとなる。
2位 K70 RAPIDFIRE CORSAIR 1万7258円(税込み)
Cherry MXの赤/青軸を採用したメカニカルのフルキーボード。アルミニウムの一枚板を採用したフレームデザインを採用し、着脱式のパームレストを同こんする。W436×D165×H38mm。
3位 DEATH ILLUMINATOR BFKB108ILBK ビットフェローズ(ビット・トレード・ワン) 2980円(税込み)
7色に光るバックライトを採用したメンブレン式のフルキーボード。特定エリア内での複数キー同時押しやWindowsキーロックなどの機能を備える。本体サイズはW437×D148×H37mm。
4位 REALFORCE R2S-JP4-BK 東プレ 2万4786円(税込み)
静電容量式のキースイッチを採用したフルキーボード。同シリーズには、キーの反応位置を変えられるAPCモデルや、押下圧が列ごとに変わるタイプもある。サイズはW455×D142×H30mm。
5位 CELERITAS II ZOWIE(BenQ) 1万9800円(税込み)
光学式センサーで入力を検知する独自デザインを採用したフルキーボード。物理的にはメカニカルキースイッチを採用している。バックライトは赤色LED。W442×D170×H38mmとなる。

 群雄割拠のなかでも、やはり一番人気はRazerとなっていたが、2位のCORSIARも引けを取らない売れ方をしているそうだ。3位以下には、国内組のビットフェローズ(ビット・トレード・ワン)や東プレが続き、トレンドが高級ゲーミング一辺倒ではないこともうかがわせる。世界的に人気があるゲーミングブランドのZOWIE(BenQ)が5位に入っていることもポイントだ。それぞれの人気の理由は次のページから追っていこう。

秋葉原のPCパーツショップ密集エリアにあるパソコンショップ アーク。実際にゲームが試せる本格的なデモコーナーを設けている
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※掲載している価格は、2017年12月15日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。