今回はe☆イヤホン秋葉原店にイヤホンの売れ筋を取材した。8月に取材した「イヤホンは高級志向からコスパ重視の流れに変化――e☆イヤホンに聞く」ではコスパ重視の傾向が見られたが、年末にかけてはその流れに“ワイヤレスブーム”が加わっているそうだ。

 広報を担当する松田信行氏は「ワイヤレスモデルはここ1年でラインアップが劇的に増えていて、ワイヤードとワイヤレスの2台持ちをする人も増えています。そうした傾向が、9月に登場したイヤホンジャック非搭載のiPhone 7で加速して、そのまま年末に突入しているというのが現状ですね」と語る。

 イヤホンの総合売れ筋ランキングを見ても、その空気感が伝わってくる。

■イヤホンの売れ筋ランキング
1位 Co-Donguri雫 茶楽音人 4460円(税込み)
上位モデル「Donguri-楽」の流れを汲む、卵形状のコンパクトなワイヤードイヤホン。ハイレゾ対応で、オレンジやオパールを含む6種類のカラーが選べる。ケーブル長は1.2mとなる。
2位 TT-BH07 タオトロニクス 2699円(税込み)
1時間の充電で最大5時間再生可能なBluetoothイヤホン。イヤーチップとフックを3タイプ同こんしており、USB充電ケーブルも付属する。カラーはブラックとグリーンの2種類。マイクも内蔵する。
3位 UE900s Ultimate Ears 3万4800円(税込み)
往年の人気モデル「UE900」を引き継ぐリケーブルモデル。BA型ドライバーを4基搭載し、マイクやケーブルクリップを備える。イヤーチップは6サイズ9種類を用意。ケーブル長は1.32m。
4位 iBFree 1MORE 6980円(税込み)
IPX4(日常防水)相当の防水性能を備えるスポーツ向けのBluetoohイヤホン。約2時間の充電で連続8時間の音楽再生ができる。マイクを内蔵し、レッドとブラックのカラーをそろえる。
5位 SE215m+ Special Edition SHURE 1万2440円(税込み)
「SE215」と同じドライバー、「SE215 Special Edition」と同じチューニングを採用したマイク内蔵モデル。リケーブル対応で、ケーブル長は1.27mとなる。カラーはホワイトのみ。

 8月の取材時に一番人気だった「Co-Donguri雫」がトップを維持しているが、すぐ下の2位には2000円台のワイヤレスモデル「TT-BH07」が食い込んでおり、4位にも7000円弱のワイヤレスモデル「iBFree」が入っている。コスパ重視の傾向+ワイヤレスブームがはっきり現れた格好だ。「ワイヤードでも高級機の値段がどんどん下がっているのと、エントリーモデルの音質の底上げが続いているので、前買ったモデルよりいい音を求めて来られる方も多いです」という。各モデルの人気の理由は次のページから追っていこう。

カンダエイトビル4階にあるe☆イヤホン秋葉原店。同ビル1階には、カスタムインイヤーモニターを扱う系列店「e☆イヤホンカスタムIEM専門店」が営業している
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※掲載している価格は2016年11月24日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。