前回の「イヤホンは5000円前後が売れ筋、音質は高級品に迫る」に引き続き、今回はe☆イヤホン秋葉原店にヘッドホンの売れ筋を取材した。オーバーヘッド型のヘッドホンは、寒くなる冬にかけて売り上げを伸ばす傾向がある。同店スタッフの波多江紀樹氏は、取材時点のイヤホンとの売り上げ比率は3:7前後だが、今後もっと寒くなるにつれて4:6やそれ以上の拮抗もあり得るとみていた。「ヘッドホンは2000円前後から売れ筋モデルが見つかりますから、思っているよりも買いやすいんですよね。ただ、勢いがあるのは何かしらの強い個性を持ったモデルになるので、ランキング上位にはちょっと上の価格帯のモデルが並んでいます」という。

●ヘッドホンの売れ筋ランキング
1位 極の音域 Hi-Res BETELGEUSE ルプラス 1万4560円(税込み)
ハイレゾ対応の密閉型オーバーイヤーヘッドホン。ベリリウム製のφ40mmドライバーを採用し、インピーダンスは16Ωとなる。重量は約235.5gで、ケーブル長は約1.2m。カラーは2種類。
2位 K550MKIII AKG 2万2239円(税込み)
密閉型オーバーイヤーヘッドホン「K550」の最新モデルで、φ50mmのドライバーを採用している。インピーダンスは32Ωで、重量は305g。ケーブル長は3mあり、カラーは1種類。
3位 SOLID BASS ATH-WS1100 オーディオテクニカ 2万3160円(税込み)
重低音に強い密閉型オーバーイヤーヘッドホンシリーズのハイレゾ対応モデル。φ53mmのドライバーを採用し、インピーダンスは38Ωとなる。カラーは1種類で、重量は約281g。ケーブルは1.2m。
4位 HA-MX100-Z JVCケンウッド/ビクタースタジオ 2万4800円(税込み)
モニターヘッドホンとして提供のあるハイレゾ対応の密閉型オーバーイヤーヘッドホン。インピーダンスは56Ωで、重量は265g。ケーブルは2.5mあり、カラーは1色となる。
5位 AH-MM400EM デノン 2万4940円(税込み)
アメリカン・ウォールナットでハウジングを作った密閉型オーバーイヤーモデル。φ40mmのドライバーを採用し、インピーダンスは32Ω。重量は310gとなる。カラーは1種類。

 1位の「極の音域 Hi-Res BETELGEUSE」が1万円台半ばで、2位から5位は2万円台のモデルが並んだ。ヘッドホン全体で見るとそこまで高価な領域ではないが、イヤホンと比べると高価なモデルが上位に並ぶ傾向にあるのは確かなようだ。「普段人気があるオーディオテクニカの『ATH-S100』(税込み1900円)などが埋もれるほど、かなりの勢いで売れているモデルがたくさん出てきた結果といえますね。冬に向けていい音を、という傾向もあるのかもしれません」という。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※参考…同店でのイヤホンの売れ筋ランキング
1位 HSE-A1000 ALPEX 1060円(税込み)
2位 碧(SORA) アンティーム 4830円(税込み)
3位 Bd005E KINERA 3890円(税込み)
4位 Co-Donguri雫 茶楽音人 4490円(税込み)
5位 E2000S final 3940円(税込み)
カンダエイトビル4階にあるe☆イヤホン秋葉原店。店内奥側にヘッドホンコーナーが広がる
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※掲載している価格は2017年11月16日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。