今回は、ジョーシン浦和美園イオンモール店に炊飯器の売れ筋を取材した。同店スタッフの西上順三氏によると、炊飯器はここ数年で高級志向が強まっているそうだ。「1万円以下の低価格モデルも需要がありますし、10万円超のハイエンドもよく売れます。かといって二極化しているわけではなく、2万~3万円クラスや4万~6万円クラスも厚みがありますね。ひと昔前よりも、よく比較検討して購入される方が増えたのは確かです」

 そのうえで、今シーズンの高級路線の売れ筋モデルをみていこう。

■炊飯器の売れ筋ランキング
1位 Wおどり炊き SR-SPX106 パナソニック 8万9800円
内釜に「ダイヤモンドかまど釜」を採用する5.5合の圧力IHモデルで、スチーム機能や46銘柄を炊き分ける機能を備える。サイズはW266×D338×H233mm、ふたを開けた高さは460mmとなる。
2位 南部鉄器 極め羽釜 NP-AS10 象印マホービン 13万8000円
新型の「南部鉄器 極め羽釜」を採用した5.5合圧力IHモデル。沸騰時のふきこぼれを防ぐ二重内蓋を採用し、サイズはW305×D400×H245mmとなる。ふたを開けた高さは490mm。
3位 GRAND X THE炊きたて JPX-102X タイガー魔法瓶 11万8000円
内釜の「プレミアム本土鍋」を外釜の「遠赤大土かまど」で受ける構造の5.5合圧力IHモデル。音声ガイド機能つきで、サイズはW265×D309×H233mmとなる。ふたを開けた高さは非公開。
4位 本炭釜 KAMADO NJ-AW107 三菱電機 9万9800円
1.0気圧でかまどと同じ環境を追求した「本炭釜」採用の5.5合IHモデルで、同社史上最大火力をうたっている。サイズはW285×D320×H249mm。ふたを開けた高さは478mmとなる。
5位 備長炭かまど本羽釜 RC-10ZPK 東芝 11万3000円
炊飯前の真空ひたし機能を備える5.5合圧力IHモデル。新潟産の内釜「備長炭かまど本羽釜」を採用しており、サイズはW274×D364×H248mmとなる。ふたを開けた高さは512mm。

 メーカーの並びは1年前に同店で取材した「高級炊飯器が売れる新米シーズン、『Wおどり炊き』が人気――ジョーシンに聞く」とまったく同じになっていた。ただし、人気順が固定しているわけではなく、「1~3位が僅差で固まっていて、4位以下がそれを追う構図です」とのこと。「Wおどり炊き」のパナソニックに、昔から定番の象印マホービンとタイガー魔法瓶が加わった3強状態というわけだ。各モデルの人気の理由は次のページから追っていきたい。

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ジョーシン浦和美園イオンモール店。炊飯器コーナーには新作モデルがずらりと並ぶ
※掲載している価格は、2016年10月12日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。