秋葉原にある大型パソコンパーツショップのTSUKUMO eX.で、PCケースの売れ筋を調査した。PCケースは、自作パソコンの見栄えを決める重要なパーツ。最近は強化ガラスをパネルに採用して中が見えるシースルータイプが人気で、売り場の光景が以前の地味なものから、光るケースが並ぶ派手なものに大きく変わった。

TSUKUMO eX.のPCケース売り場
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 同店スタッフの石井崚祐氏は「中が見えるケースは昔から透明アクリルパネルを使ったタイプがありましたが、最近はより透過性の高い強化ガラスを採用して、しかも値ごろ感のある製品が目立っています。光るファン、光る基板、他にも光るパーツが増えているので、ビジュアル面でみると自作パソコンは相当派手になってきました。加えて、光学ドライブが使われなくなってきたため、(光学ドライブなどを載せる)5インチベイを省いたケースが増えてデザインの自由度が増しているのも、バリエーション増加に拍車をかけていますね」と話す。

 そのなかで人気を集めているモデルは以下のとおりだ。

●売れ筋PCケースランキング
1位 Define R5 fractal design 1万980円
左右に透明窓のない静音性重視のミドルタワーケース。5インチベイ×2基と3.5インチベイ8基を備え、310mm長のカードまで挿せる。本体サイズはW232×D531×H462mmとなる。
2位 Crystal 570X RGB Corsair 1万8800円
左右前上面に強化ガラスを採用したミドルタワーで、前面に12cmのRBGファンを3基搭載する。3.5インチベイと2.5インチベイは各2基。370mm長のカードまで挿せる。W234×H512×D480mm。
3位 Versa H26 Thermaltake 4180円
左側面に透明アクリルパネルを採用したミドルタワー。5インチベイと3.5インチベイが各2基、2.5インチベイが3基あり、310mm長のカードまで挿せる。サイズはW220×D464×H493mm。
4位 H440 Razer Special Edition NZXT 1万9980円
ゲーミングブランド「Razer」とのコラボケースで、左側面に透明アクリル窓がある。3.5インチベイ11基と2.5インチベイ8基があり、406.2mm長のカードに対応。W220×D480×H512mm。
5位 Define R6 fractal design 1万5980円
1位のR5の後継モデルで、静音性重視で内部を大幅刷新した。5インチベイ×1基と3.5インチベイ×6基、2.5インチベイ×2基を備え、440mm長カードまで挿せる。W233×D543×H465mm。

 強化ガラスを4面に採用した「Crystal 570X RGB」が2位に入り、透明アクリルを使ったタイプも3~4位に続くなど、中が見えることを重視したケースの台頭が目立つ。一方で、側面に窓のない静音性重視の「Define R5」が一番人気になっているなど、それとはまた別のニーズも見えてくる。そのあたりはモデルごとに人気の理由を掘り下げていけば見えてきそうだ。次のページから追っていこう。

※なお、原稿と写真で掲載している価格は、2018年6月22日11:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。