ビックカメラ新宿西口店でふとん乾燥機の売れ筋を調査した。梅雨のジメジメシーズンに必要な家電だが、同店で家電コーナーを担当する加藤拓哉氏によると、以前よりも注目度がじわじわ上がっているという。「元からふとんが干せるベランダがない住まいの方などに需要がありましたが、最近は花粉やPM2.5の問題をきっかけに伸びたところがあります」とのこと。

 PM2.5不安が広がった2013年に、PM2.5対応をうたう空気清浄機が家電量販店で飛ぶように売れる現象が起こった」(参考記事「PM2.5に花粉! 昨年比3倍超で売れている空気清浄機の賢い選び方――ビックに聞く )そうした出来事を背景に、花粉などが付着するのでふとんを外に出したくない人が増え、ふとん乾燥機の人気が上がってきたと考えられる。

 加えて「製品としては、従来のマット式よりも操作しやすいアタッチメント式が増えたのも大きいでしょう」という。

 マット式とは、敷きぶとんと掛けぶとんの間に乾燥マットを入れてそこに温風を送る方式で、アタッチメント式は、乾燥マットを使わず、ホースや送風口などをふとんの間に入れて温風を送る方式のことだ。売れ筋はアタッチメント式だ。

●ふとん乾燥機 売れ筋ランキング
1位 アッとドライ HFK-BK500 日立アプライアンス 1万1800円(ポイント10%)
上下・左右・前後に温風が広がるアタッチメントを採用したモデルで、約38分でのふとん乾燥が可能。くつ乾燥アタッチメントや衣類乾燥カバーも同梱する。W283×D212×H338mm/4.3kg。
2位 カラリエ FK-C2 アイリスオーヤマ 9100円(ポイント10%)
持ち運べるハンドルがついた機動性の高いアタッチメント式。約60分でふとん乾燥でき、くつ乾燥アタッチメントや衣類乾燥モードなどを備える。W160×D140×H360mm/1.8kg。
3位 スマートドライ RF-AC20 象印マホービン 1万3380円(ポイント10%)
ホースなしで本体を直接ふとんにセットする乾燥機で、標準コースで約60分でのふとん乾燥が可能。アタッチメントなしでくつや衣類などの乾燥もできる。W335×D130×H350mm/4.1kg。
4位 プラズマクラスターふとん乾燥機 UD-AF1 シャープ 1万5380円(ポイント10%)
プラズマクラスターによる消臭効果やアレルギー抑制効果が期待できるアタッチメント式乾燥機。空気浄化や部屋干し乾燥、くつ乾燥にも対応する。W243×D243×H386mm/4.0kg。
5位 AD-X50 三菱電機 5570円(ポイント10%)
1200×1800mmのマットを使う乾燥機で、ふとん乾燥時間は標準で約45分。ふとんだけでなく衣類を入れた乾燥やくつ乾燥にも対応する。本体サイズと重量はW275×D156×H329mm/2.8kg。

 上位の多くがアタッチメント式となっており、マット式はようやく5位に入る構図だ。「マット式には、ふとんの隅々までまんべんなく乾燥させやすいといったメリットがありますが、手軽さに加えて衣類乾燥などのふとん乾燥以外の使い方もできるアタッチメント式に押され気味です」という。売り場の感触では7:3でアタッチメント式が優勢とのことだ。

 モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

ビックカメラ新宿西口店 6階にあるふとん乾燥機売り場。空気清浄機や扇風機売り場に隣接している。
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※なお、本文で掲載している価格とポイントは、2018年5月30日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。