人気製品の条件は、手軽さと小ささ

ビックカメラ・加藤氏が教える
ふとん乾燥機選び 基本の三箇条

  1. 予算の目安はマット式なら1万円、アタッチメント式なら1.5万円程度
  2. ベッドやフローリング、畳など、ふとんを敷く場所で最適な機種は変わる
  3. コンセントが届く位置にあるか要確認。部屋に合わせて延長コードを買う人も多い
ビックカメラ新宿西口店 家電アドバイザー 加藤拓哉氏

 一番人気は、日立アライアンスの「アッとドライ HFK-BK500」。上下前後左右に13カ所の吹き出し口があるUの字形のアタッチメントを採用しており、敷きぶとんと掛けぶとんの間に差し込むことで効率的に乾燥できる。アタッチメント式ならではの手軽さと、温風をふんだんに使う冬コースの乾燥なら約38分で完了する手早さがヒットにつながっているようだ。

 「ふとん乾燥機は花粉の季節と梅雨の季節にとくに売れます。この時期は頻繁に使う方が多いと思いますが、そのため手軽に短期間で乾燥できる製品が好まれます。立体の温風で、アタッチメント式ながらふとんの隅々まで乾燥できるところも評価されています」

日立アプライアンス「アッとドライ HFK-BK500」
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標準アタッチメント。合計13カ所の吹き出し口が設けられている
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 続く2位はアイリスオーヤマの「カラリエ FK-C2」。ふとん乾燥機としてはとても軽い1.8kgの製品で、税込みでも1万円で収まる買いやすさも手伝って安定した人気を獲得しているという。

 「複数の部屋のふとん乾燥だったり、玄関に持ってきて靴乾燥に使ったりと、あちこちに持ち運んで扱いやすいのが魅力ですね。小型ながらもまずまずのパワーがあるのも魅力です」

アイリスオーヤマ「カラリエ FK-C2」
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 3位は象印マホービンの「スマートドライ RF-AC20」。本体上部がヒンジつきの送風口になっており、本体を直接ふとんにセットして乾燥させる。アタッチメントなしで、そのまま部屋干しの衣類や靴などに温風を当てる使い方もできる。

 「ふとん乾燥機の買い替えスパンはおおよそ5~6年で、ホースや乾燥マットが破れたから新調するという方が多いです。その点、スマートドライなら破損しやすいそれらの部位がないので、長く愛用できるという強みがあります。実際、そこを気に入って選ぶ方も少なくないです」

象印マホービン「スマートドライ RF-AC20」
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送風口を伸ばしたところ。このままふとんにセットできる
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