外付けHDDはテレビチューナーとセット購入するユーザーも

 続いて周辺機器の売れ行きをみていこう。

 液晶ディスプレーの一番人気はアイ・オー・データ機器の「EX-LD2381DB」。1920×1080ドットの23.8型モデルで、税込み1万3980円の安さが人気の理由になっているようだ。入力系統をHDMIとDVI-D、RGB(ミニD-Sub 15ピン)の3種類3系統そろえているところも評価されている。

 次点のBenQ「GW2470HL」(税込み1万2581円)も似たスペックで、入力端子もDVI-DがなくHDMIが2系統になっているだけで合計3系統なのは変わらない。フルHD解像度の23.8型で1万円台前半がAmazon.co.jpの売れ筋の中心になっているようだ。

 それらに続いて、表示遅延のほとんどないゲーミング仕様の2万~3万円クラスの製品が存在感を放っている。これは2017年1月に取材したPCパーツ専門店・TSUKUMO eX.のレポート と近い傾向といえる。

アイ・オー・データ機器「EX-LD2381DB」
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 外付けHDDの一番人気もアイ・オー・データ機器の製品。3TBの「EX-HD3CZ」で、税込み価格は9895円となっている。容量単価が安い3TBモデルが人気上位に上がるのは2017年7月のTSUKUMO eX.での取材と似た傾向だ。

 一方、Amazon.co.jpの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を見ると、テレビチューナーユニットと一緒に購入するユーザーもいることが分かる。「液晶ディスプレーにテレビチューナーと外付けストレージをつないで、テレビを視聴・録画をするニーズがあるようです」という。

アイ・オー・データ機器「EX-HD3CZ」
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「この商品を買った人はこんな商品も買っています」コーナー。テレビやチューナーとの関連性がパソコン以上に強く出ている
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 無線LANルーターの売れ筋トップはバッファロー「WHR-1166DHP4」で、2017年11月にビックカメラ有楽町店で取材した結果と同じだ。ユーザーレビューからも、過去レポートと同じく「5000円程度の割安感」「5GHzと2.4GHzのアンテナを各2本備える安心感」が重視されていることがうかがえる。

バッファロー「WHR-1166DHP4」
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 最後はプリンター複合機。エプソンのA4インクジェットモデル「カラリオ EP-880A」が一番人気となっている。ポイントは、カラリオブランドのフラッグシップモデルながら税込み1万7960円というコストパフォーマンスの高さだ。プリンター複合機というジャンル自体は年末にかけての年賀状シーズンがピークとなるが、年明け以降も定番モデルは安定した売れ方を続けているようだ。

 なお、次点は同ブランドのエントリーモデル「カラリオ PX-049A」。4色顔料独立インクを採用したエントリークラスで、税込み5909円という安さで2016年からのロングセラーになっている。パソコン本体と同じく、スペックが高くて割安感のある製品が1位で、安さを優先した製品が2位という形だ。

エプソン「カラリオ EP-880A」
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著 者

古田 雄介(ふるた ゆうすけ)

1977年生まれ。建設業界と葬祭業界を経て2002年にライターへ転職し、テクニカル系の記事執筆と死の周辺の実情調査を進める。「古田雄介のアキバPick UP!」(ITmedia PC USER)「インターネット跡を濁さず」(d.365)「ネットと人生」(インプレス シニアガイド)などを連載。