今回は、PCパーツやゲーミングデバイスの品ぞろえが充実している秋葉原のパソコンショップ アークに、VR向けのPCパーツやアイテムの売れ筋を取材した。PC向けのVRは、2016年初頭に「Oculus Rift」や「HTC Vive」などのVRギアが発売されてから大いに活気づいており、アキバにはVR体験ブースがいくつもオープンした。その熱は現在も続いており、VR環境を構築するためにハイスペックなPCパーツを買いに来る人は多いという。

定番VRギアの「HTC Vive」。取材時の税込み価格は10万7784円
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 訪れる人は消費者だけでなく開発者も含まれるという。フロアマネージャーを務める渋谷義寛氏は「スマホやコンソール(家庭用ゲーム機)と比べても、PCでのVRは数段上の臨場感が味わえるので、体験したうえで構築を検討する人はたくさんいらっしゃいますね。VRは、いまのところゲームの用途が中心ですが、今後はビジネス向けなどシーンやニーズが広がっていくことを期待しています」という。

 それを踏まえて、人気のVR向けPCパーツとアイテムを見ていこう。

●VR向けPCパーツ&アイテムの売れ筋ランキング
1位 GeForce GTX 1070 NVIDIA MSI「GEFORCE GTX 1070 GAMING X 8G」の場合
…5万7758円(税込み)
「VR READY」をうたう一般向けではハイエンド級のグラフィックスカード。標準仕様のモデルは8GBのGDDR5メモリーを積んでおり、GPUクロックは標準1506MHz/ブースト1683MHzとなる。
2位 GeForce GTX 1080 NVIDIA エイスーステック「ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMING」の場合
…7万4980円(税込み)
GTX 1070の上位モデルで、現行世代のGPUでは初期に流通したモデル。標準仕様の搭載カードは8GBのGDDR5メモリーを積み、GPUクロックは標準1607MHz/ブースト1733MHzとなる。
3位 Core i7-7700K インテル 4万2870円(税込み)
第7世代Core iシリーズの最上位CPU。4コア/8スレッドで駆動し、クロック数は標準4.2GHz/ブースト4.5GHzとなる。内蔵GPUとして「HD Graphics 630」を持つ。CPUクーラーは付属しない。
4位 GS73VR 7RF Stealth Pro MSI 26万4800円(税込み)
GeForce GTX 1060やCore i7-7700HQ、16GBメモリーなどを搭載した17型フルHDのゲーミングノートPC。Windows 10を搭載し、サイズと重量はW411.8×D284.9×H19.6mm/2.43kgとなる。
5位 AK-ICR-30 アイネックス 3110円(税込み)
3.5インチフロントベイに固定するインターフェースキット。HDMI端子1基とUSB 3.0端子2基を備える。別売りのマウンターや長めのネジを用意すれば、5インチベイにも設置できる。

 上位には、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce GTX 1070/1080」を搭載したグラフィックスカードが並び、インテルのメインストリーム向け最上位CPU「Core i7-7700K」が続く構図になっていた。以下、4位には完成体のノートPC、5位にはインターフェースキットと、バラエティーに富んだ顔ぶれとなっている。渋谷氏は「1位と2位以外は役割が異なるので、複数の商品を購入される方も珍しくないです。それぞれがVRを楽しむために効果的なものですから」と話していた。各モデルの人気の理由は次のページから追っていきたい。

秋葉原駅と地下鉄銀座線・末広町駅の間に立地するパソコンショップ アーク。ゲーミングノートPCやPCゲームソフトの取り扱いも多い
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※掲載している価格は、2017年4月21日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。