前回の「ポータブルスピーカーは防水仕様が人気――e☆イヤホンに聞く」に引き続き、今回はe☆イヤホン秋葉原店に“この夏ヒットしそうなイヤホン&ヘッドホン”の候補を挙げてもらった。
実は、イヤホンは夏場によく売れるという。店頭スタッフの的場幸光氏は、「季節柄、はしゃぎたくなるので、ドンシャリ系の元気な音が出るイヤホンが売れるのかもしれません。あとは、やっぱりスポーツ向けもよく売れるようになりますね」と解説する。一方、耳を覆うヘッドホンにとって夏は厳しい季節。だが、「逆に室内でじっくりいい音を聴くために購入するという方もいらっしゃいます。夏のボーナスで憧れの一品を狙うという動きも出ますし」という。
そうしたトレンドを踏まえた夏のヒット候補は以下のとおりだ。
■この夏ヒットしそうなイヤホン&ヘッドホン | |||
イヤホン | EVEREST 100 | JBL | 1万4463円(税込み) |
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Bluetooth 4.1に対応するワイヤレスイヤホン。駆動目安は約8時間で、5.8mm径のドライバーを採用している。マイクも内蔵し、ハンズフリー通話が可能だ。重量は約16gとなる。 | |||
イヤホン | REFLECT MINI BT | JBL | 1万3490円(税込み) |
IPX4等級の防汗性能を持つスポーツ向けのBluetoothイヤホンで、スマホ向きの3ボタンリモコン付きケーブルを採用している。5.8mmドライバー搭載で、駆動目安は約8時間。重量は14.1gだ。 | |||
イヤホン | Auglamour R8 | Auglamour | 4500円(税込み) |
5000円以下の価格帯ながらメタルボディーを採用し、2ピン型のリケーブルが可能なモデル。ドライバーは10mm径で、付属のケーブル長は1.2mとなる。ケーブル込みの重量は約26g。 | |||
イヤホン | RIMACY(Japan Ltd) | ORIVETI | 4万2980円(税込み) |
2個のBA型と1個の8.6mm径ダイナミック型ドライバーを組み合わせたハイブリッド型イヤホン。国内販売は同店が独占先行しており、ケーブルもカスタムしている。重量は約25gとなる。 | |||
ヘッドホン | beats OV STUDIO wireless | Beats by Dr.Dre | 2万9770円(税込み) |
ダイナミック密閉型のヘッドホン。着脱式の1.3mケーブルが付属しており、有線で約20時間、ワイヤレスで約12時間の再生ができる。本体重量は約270g。0.9m長のUSBケーブルも付く。 | |||
ヘッドホン | T5p 2nd Generation | beyerdynamic | 12万3000円(税込み) |
T5pの後継モデルとして登場した同社の密閉型フラッグシップモデル。ケーブルは両出しストレートの着脱式を採用している。本体重量は約350gで、キャリングケースが付属する。 |
夏という季節にフィットするスポーツ向けから、すでにブレイクして夏に向けてさらに伸びそうなヒット作、夏のボーナスなどで買われていきそうな高級モデルまで幅広く選んでもらった。次のページから、モデルごとに選定の理由をひも解いていきたい。
※参考…同店のモバイルスピーカーの売れ筋ランキング | |||
1位 | CHARGE 2+ | JBL | 1万6930円(税込み) |
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2位 | PULSE 2 | JBL | 2万5150円(税込み) |
3位 | UE ROLL WS600 | Ultimate Ears | 9890円(税込み) |
4位 | ESQUIRE MINI | harman/kardon | 1万2924円(税込み) |
5位 | CLIP+ | JBL | 6120円(税込み) |