今回はビックカメラAKIBAに電子辞書の売れ筋を取材した。電子辞書はデジタル文具の定番ツールだが、ここ最近売り上げが伸びている。その理由を、同店スタッフの池上美寿津氏は「最近は小学校でも電子辞書が持ち込めるところが増えていて、購入層が主力の高校生以外にも広がっていることが大きいです。また、高校生モデルも2020年度のセンター試験からTOEICや英検が用いられることがあって売れ行きが伸びています。ほかにも社会人の語学学習需要もあり、多方面でいい風が吹いています」と解説する。

 そのなかで売れているモデルは以下のとおりだ。

●売れ筋電子辞書ランキング
1位 エクスワード XD-Z4800 カシオ計算機 3万2880円(ポイント10%)
広辞苑(第七版)やジーニアス英和辞典(第5版)など209コンテンツを収録している高校生向けモデル。発音機能を備え、単三乾電池2本で約180時間稼働する。重量は270g。
2位 エクスワード XD-Z4900 カシオ計算機 3万3380円(ポイント10%)
高校生向けの上位モデルで、基本仕様はXD-Z4800と同じだが、収録コンテンツ数がリーダーズプラス(英和辞書)など229種類に増量されている。稼働時間は変わらず、重量も同じ270g。
3位 エクスワード XD-Z6500 カシオ計算機 2万9980円(ポイント10%)
広辞苑(第七版)や冠婚葬祭マナー辞典、日本文学2000作品など、160コンテンツを収録した生活教養モデル。5.3型タッチパネル液晶の採用や電源周り、重量は高校生モデルと同じ。
4位 エクスワード XD-SK2800 カシオ計算機 1万6170円(ポイント10%)
キッズジャポニカ百科事典など小学生高学年向けのコンテンツを100種類収録したモデル。辞書追加機能は搭載しない。稼働時間は単三乾電池2本で約130時間となる。重量は275g。
5位 エクスワード XD-Z20000 カシオ計算機 4万9880円(ポイント10%)
文学作品やクラシック音楽のフレーズなどを含め、200コンテンツを収録するプロフェッショナル向けのハイエンドモデル。広辞苑(第七版)も収録。ハードの基本仕様は生活教養モデルと同じ。

 トップ5すべてをカシオ計算機の「エクスワード」シリーズが占め、ランキングを独占する形となった。他にもシャープの「ブレーン」が定番だが、同店の売れ行きをブランド別でみるとエクスワードが6~7割を占める状況が続いているという。モデル別にみると高校生モデルを中心に、社会人向けや小学生向けが並んでおり、前述の最近の傾向通りにユーザー層の裾野が広がっている感じがある。それぞれの人気の理由は次のページから追っていこう。

秋葉原の中央通りにあるビックカメラAKIBA。4階の文房具売り場近くに電子辞書が置かれている
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※なお、写真や文章で掲載している価格とポイントは、2018年3月27日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。
■変更履歴
記事中に誤りがありました。本文中、1ページ目で初出時にエクスワード XD-SK2800の実売価格を「1万61700円」としていましたが正しくは「1万6170円」、エクスワード XD-Z20000の実売価格を「4万43300円」としていましたが正しくは「4万9880円」です。お詫びして訂正いたします。該当箇所は修正済みです。 [2018/04/16 13:40]