前回の「人気のお掃除ロボ、堅調ルンバにRULOが切り込む――ビックに聞く」に引き続き、今回は掃除機のトレンドをビックカメラ新宿西口店に尋ねた。家電コーナー専門相談員の長田智恵氏によると、車輪を搭載した本体からホースやヘッドが伸びているキャニスター型やスリムなスティック型、それにお掃除ロボットの売れ行きは店舗ごとの差が大きくてどれがシェアトップと言える状況にはないという。「スティック型をメーンにしてお掃除ロボをサブに置く人や、メーンがキャニスター型でサブがスティック型という人など、組み合わせは本当に多様化しています」

 少なくとも数年前までの「メーンはやっぱりキャニスター」という状況ではない。売れ筋ランキングにもそれが如実に表れている。

■掃除機の売れ筋ランキング
1位 トルネオV VC-BK300 東芝 3万9800円(ポイント10%)
フィルターレス構成を採用したサイクロン掃除機「トルネオV」の系列店オリジナルモデル。自走ヘッドを採用し、本体サイズはW220×D322×H267mmとなる。標準重量は約4.8kg。
2位 ダイソン V6 Motorhead SV07MH ダイソン 5万9800円(ポイント10%)
フル充電で約20分駆動するスティック型掃除機。標準のモーターヘッドのほか、隙間ノズルなど最小限のオプションを付属する。サイズと標準重量はW211×D208×H1184mm/約2.1kg。
3位 ダイソン V6 Fluffy+ SV09MHCOM ダイソン 8万4800円(ポイント10%)
新開発のソフトローラークリーナーヘッドを採用した上位モデル。フル充電で約20分駆動し、布団用ノズルなど多彩な付属品が付属。サイズと標準重量はW250×D208×H1211mm/約2.34kg。
4位 エルゴラピード Lithium ZB3114AK エレクトロラックス 4万2800円(ポイント10%)
フル充電で約45分使えるスティック型で、本体を分離してハンディークリーナーとしても使える。サイズと標準重量はW263×D150×H1070mm/約2.6kg。ハンディー時の重量は1.6kgだ。
5位 パワーブーストサイクロン PV-BC500 日立アプライアンス 6万9800円(ポイント10%)
自走式ヘッドを採用したスティック型で、長さを4段階に調節してハンディー掃除機としても使える。フル充電の駆動時間は約30分。サイズと標準重量はW280×D230×H1075mm/約2.5kg。

 一番人気はキャニスター型の「トルネオV」となったが、2位から5位にスティック型が並ぶ特徴的な構図になっていた。いずれもメーンとして売れている面々だ。長田氏は「スティック型は駆動時間と吸引力が伸びたあたりから本格的に支持を得るようになっています。最近ではリビングや玄関の片隅にスティック型掃除機を置くのがステータスになっているという話も聞きますね」という。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※参考…同店の売れ筋お掃除ロボランキング
1位 ルンバ 885 iRobot 8万4000円
2位 RULO MC-RS1 パナソニック 7万3800円
3位 ルンバ 980 iRobot 11万8000円
4位 Botvac BV-D8500 ネイトロボティクス 7万9800円
5位 Dyson 360 eye RB01 ダイソン 13万8000円
ビックカメラ新宿西口店6階の生活家電フロアにある、掃除機コーナー。お掃除ロボコーナーと隣接しており、各ジャンルのモデルを垣根なく比較検討できるようになっている
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※掲載している価格は、2016年1月27日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。