今回は、お掃除ロボットの売れ筋をビックカメラ新宿西口店に取材した。家電コーナー専門相談員の長田智恵氏によると、最近はメーンのクリーナーとしてお掃除ロボを購入する人が多いという。「8万円超のハイエンドクラスには吸引力がかなり高いモデルが多いので、それに全般的な掃除をお任せして、サブでスティック型掃除機を買うといったスタンスの方はよくいらっしゃいます。逆に、サブのお掃除ロボとして3万円台の低価格帯モデルを割り切って購入する層も目立つようになっていますね」とのことだ。

 本格派が売れる流れから、売れ筋ランキングにも有力メーカーのハイエンドモデルが並んでいる。

■お掃除ロボットの売れ筋ランキング
1位 ルンバ 885 iRobot 8万4000円
従来比2倍の寿命を持つバッテリーを採用した800シリーズの最上位モデル。掃除する部屋の順番を決められる「お部屋ナビ」が付属し、最大75分駆動する。本体はW353×D353×H92mm。
2位 RULO MC-RS1 パナソニック 7万3800円
部屋の隅のゴミも取りやすい三角形に近い形状のモデルで、掃除したい場所から重点的に始めるエリアメモリー機能を備える。最大60分駆動し、本体サイズはW330×D325×H92mmとなる。
3位 ルンバ 980 iRobot 11万8000円
内蔵カメラで部屋の様子を把握して掃除する、新センサーを導入したルンバの最新最上位モデル。清掃能力が向上し、駆動時間も最大120分に伸びた。本体サイズはW353×D353×H92mm。
4位 Botvac BV-D8500 ネイトロボティクス 7万9800円
角の掃除がしやすいD字形状を採用したネイト社の最上位モデル。自動車運転にも使われる人工知能技術で最適な掃除ルートを導き出す。最大90分駆動でき、本体はW321×D335×H100mm。
5位 Dyson 360 eye RB01 ダイソン 13万8000円
小型のデジタルモーターと外周を360度見渡せるカメラを内蔵し、部屋情報をリアルタイムで把握して効率的に掃除する。最大45分駆動し、本体サイズはW230×D240×H120mmとなる。

 過去の取材と比べても平均単価が抜きん出て高い並びとなっているが、「お掃除ロボの相場感的に『いいやつはこれくらいするよね』という感覚がかなり浸透していると感じます。10万円前後の価格を見て驚くという場面はあまり見かけなくなりましたから」という。それは一部のマニアにとどまらず、老若男女に共通した感触だとか。それを踏まえて、モデルごとに人気の理由を追っていこう。

ビックカメラ新宿西口店6階の生活家電フロアにある、お掃除ロボットコーナー。ルンバやRULOなどの実演スペースも用意している
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※掲載している価格は、2016年1月27日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。