今回は、VRヘッドセットの売れ筋をビックカメラ新宿西口店に取材した。VR環境を作り出すアイテムといえば、PS4と組み合わせる「PlayStation VR」(PSVR)やパソコンにつなぐVRギアなどもあるが、今回紹介してもらうのはスマホをセットして使うヘッドセットとなる。

 それぞれは一見近いジャンルに思えるが、市場はまったく別に育っているという。同店の携帯電話コーナー主任の加藤正嵩氏は「スマホで楽しめるVRコンテンツが充実したことで、スマホ用は独自に伸びていますね。みずから編集して楽しめる環境も整ってきていますし、購入層もPSVRなどとはあまり重ならない印象です」と解説する。実際、1年前は数台しか選択肢がなかったが、いまでは下の写真のように専用コーナーが作られるまでに成長している。観光地体験やゲーム、アダルト、自家製VR写真など、コンテンツの伸びも急速だ。

 それを踏まえて、スマホ用VRヘッドセットの売れ筋モデルをみていこう。

●スマホ用VRヘッドセットの売れ筋ランキング
1位 ハコスコDX2 ハコスコ 5980円(ポイント10%)
ハコスコ公式の二眼固定ベルトつきモデルの後継機。ピント調節機能を備え、W80×D12×H170mmまでのスマホに対応する。本体サイズと重量はW193×D140×H101mm/約378gとなる。
2位 STEALTH VR VR200WHT A4T 9790円(ポイント10%)円
42mm径の非球面レンズを採用した固定ベルトつきモデルで、13mm厚の6型スマホまで対応する。ピント調節機能を備え、本体サイズと重量はW200×D140×H105mm/約390gとなる。
3位 P-VRG03 エレコム 3970円(ポイント10%)
10mm厚の6型スマホまで固定できる固定バンドつきモデル。アクリル製レンズを採用しており、ピント調節機能を備える。本体サイズと重量はW210×D110×H115mm/約306gとなる。
4位 ZEISS VR ONE Plus カールツァイス 1万4980円(ポイント10%)
ピント調節不要な光学設計を施したヘッドバンドつきモデルで、5.5型スマホまで固定できる。眼鏡をかけたままの装着が可能。本体サイズと重量はW180×D140×H95mm/約360gとなる。
5位 3D VR GOGGLE BELL 1280円(ポイント10%)
W82×D10×H145mmまでのスマホが固定できるヘッドバンドつきモデル。ピント調節や目幅調節機能は搭載しない簡易タイプとなる。本体サイズと重量はW159×D110×H90mm/約210g。

 入門機的なモデルは5位の「3D VR GOGGLE」のみで、6000円~1万円前後の本格モデルが上位に並ぶ構図になっていた。加藤氏は「購入層の中心は新しモノ好きな20代後半の男性です。本格的に遊ぶために、良いレンズを使っていて長時間の装着でも疲れが少ないモデルが人気を集める傾向にありますね。もちろんライト層の注目も集めていますが、人気が集中しているのはそうした本格派タイプが多いです」という。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていく。

※過去のVR用のBTOパソコン売れ筋リポート

2016年8月 ドスパラ秋葉原本店/ドスパラVRパラダイス

ビックカメラ新宿西口店 3階にあるスマホ用VRヘッドセットコーナー。試着できる実機が10台以上並んでいた
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※掲載している価格とポイントは、2017年1月11日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。