「ボリビア ウユニ塩湖でリラックス」「フィリピン バナナ農園でアルバイト」?

開発を担当したメガハウス トイ事業部ゲーム&ハイエイジチーム・武智亮氏
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 開発の背景の一つが、子供たちの海外への関心の高まりだ。ここ数年で、海外を訪問する内容のテレビ番組が人気を集め、東京五輪に向けた機運も高まっている。「ボリビア ウユニ塩湖でリラックス」「フィリピン バナナ農園でアルバイト」など、各国のマス目には知的好奇心を満たすような文化や産業の情報が登場する。また、50カ所用意された「世界遺産」のマス目に当たると獲得できる「世界遺産カード」には、遺産の豆知識を記載。すごろくをしながら、地理や歴史を学べるのも特徴だ。

 プレーヤーは旅をしながら、職業を変更したり、アルバイトをしたり、カジノへ行くなどし、資金を増やしていく。最終的な所持金が多いプレーヤーが優勝と、ルールはシンプルだ。「3世代が一緒に参加してコミュニケーションを取れ、飽きずに楽しめるよう、あえて難しいルールは作らなかった」と開発を担当したメガハウスの武智亮氏は話す。

 単純なルールとはいえ、勝敗を左右するのは運だけではない。コースや移動手段を選択するなど、自分の判断も結果に大きく影響するため、大人でも十分楽しめた。

 夏休み時期に子供たちからの認知度を高め、年末のクリスマス商戦で勝負をかける構え。おもちゃ業界でヒットの目安となる10万個の販売を初年度の目標としている。

吸盤付きのコマで、世界約100の国、地名が書かれたマス目を進む
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使用しないときは空気を抜いて収納できる。販売ルートは全国の玩具店
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(文/日経トレンディ編集部)