ごみ捨て機構を刷新したのも特徴

 吸引力はどうか。猫砂を吸わせたところ、新モデルは旧モデルより0.5~1cm離れた位置から掃除できるなど、わずかながらパワーの向上は実感できた。また、バッテリー容量が約1.4倍になったことなどで、連続運転可能時間は旧モデルの2倍に相当する最大40分に延びたという。旧モデルの弱点とされていた部分を、それなりに解消したと言っていい。

 新モデルはごみ捨て機構を刷新したのも大きな特徴だ。レバー操作でダストボックスの蓋が開き、ごみが落下する仕組みは基本的に同じ。ただし、レバーを引き上げる構造になったことで操作しやすくなったうえ、へら状の部品がフィルターに付着したほこりをこそぎ落とす。このため、メンテナンス性が向上した。

 一方、もともと重めだった本体部分がさらに約300g重くなったうえ、実勢価格は付属するヘッドの違いによって税込み7万~9万円台と、スティック掃除機としては高額。費用対効果に納得できるなら、選択肢に入れてもよいだろう。

レバーを引き上げると本体下部の蓋が開いてごみが落ちる
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形状は旧モデルを踏襲。トリガーを引くようにして使う形態も変わらない
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(文/日経トレンディ編集部)