この記事は「日経トレンディ」2017年7月号(2017年6月2日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 家庭用のかき氷器に加え、今年はアイスクリームメーカーが夏場の必須アイテムとして注目を集めそうだ。ハイアールジャパンセールスから新しいタイプのアイスクリームメーカー「IceDeli」が発売された。

ハイアールジャパンセールス「IceDeli」
実勢価格/1万6800円(税別)
サイズ・重さ/幅185×高さ238×奥行き265mm・2.5kg
容量/約700ml
運転時間/40~120分
消費電力/90W
 ※数値はJL-ICM710Aのもの

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 これまでも家庭用のアイスクリームメーカーはあったが、冷却機能を内蔵したものはなく、事前に容器を冷凍庫で約8時間も冷やす必要があった。冷却機能があるのは主に業務用で、コンプレッサー内蔵のため10kg以上と重い。

 IceDeliは、冷却機能を持ちながらも2.5㎏と小型・軽量。開発のカギとなったのは、ペルチェ素子という冷却用の半導体だ。CPUの冷却などに使われている技術で、ハイアールではすでにワインクーラーで採用実績があった。

 ただ、アイスクリームメーカーの場合、マイナス17℃まで冷やす必要があり、冷却性能を大幅に高めなければならなかった。「半導体メーカーと協力し、断熱効果も高めることでクリアした」(ハイアール)という。

片方の金属からもう片方へ熱を移すペルチェ素子(写真の四角い板)を冷却に利用
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