一つの“到達点”ともいえるシャープペンシルが発売された。ぺんてるの「オレンズネロ」は、途中でノックを全くしなくても、芯をほぼ1本使い切るまで書き続けられるという驚きの商品だ。これは同社が2014年に発売した、元祖“折れないシャーペン”である「オレンズ」に、芯を自動的に繰り出す機能を追加したもの。
●サイズ・重さ/軸径10×奥行き11×長さ143mm・18g
●芯径/0.2mm、0.3mm
●内蔵芯/HB
先端のパイプから、ほとんど芯を露出させないことで折れにくくなるのがオレンズの仕組み。オレンズ自体、通常よりは長く書けるシャーペンだったが、書き続けるうちに芯と一緒にパイプが短くなり、書き心地も変わる。そのため、最終的にはノックが必要だった。