iOS端末にSIMカードスロットを追加できる!?

 怪しげなB級スマホグッズや電化製品が売られているショッピングセンターで、かなり小さいiPhone“のようなもの”を発見した。これはジョークグッズか、はたまた本物の偽スマホか。店員に「このiPhoneのようなものは何ですか?」と尋ねてみたところ、iOS端末にSIMカードをもう1枚追加するための製品なのだと教えてくれた。つまりiPhoneならデュアルSIMで利用できるようになるし、SIMカードスロットのないiPadやiPod touchで通話ができるようになるというわけだ。コンセプトと見た目の面白さから思わず買ってしまった。

 200元(約3200円)で購入したのは「楽帆(Lefant)」というメーカーの「楽帆魔ka(Lefant More Card)」と呼ばれる製品で、サイズは54×39×10mm。表面積が小さい割には分厚く、ずんぐりした印象を受ける。

 楽帆魔kaを正面から見ると、液晶やホームボタンやイヤホンジャックやマイクジャックがあるように思えるが、それらは見た目だけ。つまりダミーで、電源がオンのときには液晶のように見える黒い部分の一部が緑と赤に点灯する。下側面にはmicro SIMカードスロットとmicro USBスロットが、左側面には音量ボタンがあり、電源ボタンはカメラのシャッターボタンを兼ねている。

 楽帆魔kaはBluetoothを搭載しており、iOS端末を接続すれば、楽帆魔kaに挿したSIMカードを利用して通話をしたり、リモートでカメラのシャッターを押したりできる。それらの操作には「MoreCard」というアプリが必要だが、そちらはApp Storeに用意されている。

 残念ながら楽帆魔kaが対応する通信方式はGSMのみなので、日本では利用できない。また、通話やショートメールは利用できるが、データ通信には非対応だ。店員によれば、2台以上の端末には接続できないので、3つも4つも電話番号が持てるわけではないとのこと。ちなみに取扱説明書にはiOS端末用の導入方法しか記載がなく、Android端末では利用できないようだ。

楽帆魔ka。そのサイズ感が伝わるだろうか
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micro SIMカードスロットと充電用のMicro USBコネクター
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Bluetoothで接続すると、iPod touchで通話できるようになった!
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