有象無象の製品がひしめく山寨機の世界

 山寨機(シャンジャイジ)と呼ばれる、メーカー不詳ないしは零細メーカーの怪しい携帯電話やスマートフォンの勢いが衰えている。ファーウェイ(Huawei)やオッポ(OPPO)、ビーボ(vivo)、シャオミ(xiaomi)など、中国有名メーカー製スマートフォンが安価で出回るようになったため、いつ壊れるか分からない謎の製品をわざわざ買う人はいないのだ。

 それでも淘宝網(Taobao)などのECサイトをチェックしてみるとと、以前ほどではないものの新製品はそれなりにリリースされ続けている。たいていは見るからにB級テーストの製品とはいえ、時にはキラリと光るものを発見することも。

 最近、筆者が興味を持ったのは、マウスにもなるというケータイだ。「Anica」というメーカーの「S6」という製品だが、山寨機の場合、違うメーカーが違う型番でリリースする可能性もあるので参考程度に。

 この端末は、bluetooth接続のレーザーマウスとして使えるのに加え、底面には1.6型のタッチパネル付き有機ELがあり、マウスっぽく握りつつ底面を耳に当てて通話することもできるという。価格は370元程度、日本円にして約6000円だ。

 もう1つ気になったのは、iPhoneもどきのケータイをリリースした実績のある「SOYES」というメーカーの「Mini6」だ。こちらもiPhoneによく似た小型のAndroidスマートフォンで、86×42.5mmというクレジットカードよりも小さな面積に2.4型液晶を搭載。そこにデュアルコアCPU、8GB ROM、1GB RAM、3G対応のデュアルSIMなど、ローエンドモデル程度のスペックを詰め込んだいるのだから、ある意味すごい。価格は300元強、日本円にして約5000円となっていた。

S6は、ボタンやホイールがないワイヤレスタッチマウスとして使える
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カメラやイヤホンジャックはなく、通話とテキストの送受信専用
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Mini6は、ぱっと見は小型のiPhone風だが、搭載するOSはAndroid 5.1
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カメラは前面、背面共に200万画素と貧弱
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