本体にUSB端子を装備した充電式電池

 パナソニックの「エボルタ」「エネループ」など、充電式電池の充電に専用充電器が必要だというのは日本における常識だろう。ところが中国には、専用充電器が不要な充電池がある。充電池そのものにUSB端子が付いていて、パソコンなどのUSB端子から直接、またはUSBケーブル経由で充電ができるのだ。電源コード付きの懐中電灯のように、電池を使用しない電化製品も中国には多く、そもそもで電池を扱う店があまりない。実は、ここで紹介するUSB端子付き充電池も実店舗で見たことがなく、ショッピングサイトの「淘宝網(タオバオ)」で購入したものだ。

 中国製充電池にもいくつかブランドがあるが、筆者が購入したのは「SORBO」というブランドの単3形と単4形。単3形はプラス側にキャップがあり、それを外すとフルサイズのUSB端子(オス)が現れる。また単4形は電池の側面にmicro USB端子(メス)があり、micro USBケーブルを利用して充電する。

 この充電池の特徴として、充電池として一般的なニッケル水素電池ではなく、リチウムイオン電池ということがある。このため電圧も1.5V±0.2Vと、1.2Vのニッケル水素電池より高めで、重量も比較的軽いなどの違いがある。つまり、1.2Vでは電圧が足りない機器に給電できるケースが増え、重量が軽い分、荷物としての負担が軽減されるわけだ。また、電池残量ゼロからフル充電まで約1時間という高速充電にも対応しているという。

単3形はプラス側がキャップになっており、キャップを外すと普通サイズのUSB端子が現れる
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単4形のパッケージにはmicro USB端子が4つあるケーブルが付属。充電池に加えてスマートフォンなどの充電にも利用可能
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