快眠のためのスマート枕で寝不足に!?

 近年、中国各地でスマート製品を扱うデジモノショップをよく目にするようになった。さまざまなデジモノが次から次へとリリースされることから、筆者のいる内陸の都市の店舗でも2週間に1つくらいは新しい商品が入荷する。筆者が現地で見つけた珠海奥美健康科技(奥美科技)のスマート枕「香睡」もその1つだ。

 「香睡」のパッケージには、クラウドで睡眠時間などのデータを保存・管理する「健康数据」、睡眠の質を分析する「睡眠観測」、自然に起きられる目覚まし時計機能「智能鬧鐘」、音楽で睡眠を促すスリープオーディオ機能「音頻助眠」、自分好みの音楽を作成する「自定義混音」の5つの文言が並んでいる。もちろん、それらがこの製品の特徴だ。

 ウェブサイトによると、奥美科技はスマート枕のほかにも、健康管理アプリなど、健康・医療関連のサービスを専門にしているとのこと。中国には「専門ではないけれど部品を組み立てて新しい製品を作ってみた」という企業も少なくないのだが、この企業はそれなりに信頼できそうだ。店頭には468元(約8000円)のものと199元(約3500円)のものがあったが、違いは枕の材質だけとのことだったので安いほうを選択した。

 「香睡」の本体は、傾斜がついている上に中央がへこんだ独特な形状。ウェブページによれば「波形曲線設計を採用しつつ、人間工学を加味し、頭から頸椎までしっかりフィットし、自然かつ全方位で頸椎を保護する」とあるのだが、筆者自身は慣れるまでよく眠れなかった。快眠のために購入した製品だというのに、これでは本末転倒である。

「香睡」のパッケージ。カラーバリエーションなどは存在しない
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筆者が購入した「香睡」。本体サイズは幅61×奥行き34×高さ11cm
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ウェブページには、自然な曲線で快眠できるとあるが……
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