至愛小播は中国版Amazon Echoか!?

 「Amazon Echo」という米国で大ヒットした製品がある。呼び掛けるとスタンバイし、英語で話し掛けた内容に応じて音楽を流したり、音量を調整したりできるスマートスピーカーだ。

 その中国版ともいうべき製品を深セン市の軽生活科技がリリースした。「至愛小播(ジーアイシャオボー)」は、中国語で話し掛けると、その内容に応じた動作をするというもの。商品説明によれば、言語の処理には検索サイト「百度(バイドゥ)」の音声検索「百度語音」が採用されているという。気になってこの至愛小播を購入してみた。価格は549元(約9300円)。

 至愛小播の本体はフランスの著名デザイナー、ジャン・ピエール・ビトラック氏のデザインとのことで、背の低い樽のような本体に、皿のような物が付いたユニークな形。本体サイズは162×151mm、高さが275mmとなっているが、“皿”の部分が半分以上を占める。本体には青、赤、紫に光るLEDライトを内蔵しており、ライトをつけると“皿”に光が当たって間接照明になる。サイズから考えるに、広いリビングルームよりも、個人の寝室などに置くことを想定しているのだろう。

 本体部分にはスピーカーとマイク、LEDライトのほか、「音量大」「音量小」「音楽再生/一時停止」「明るさ調整」「音声認識」「タイマー」「音声オン/オフ」の6つのボタンがあるが、つくりが雑なのか少々押しにくい。ちなみに音楽再生ボタンはあるものの、データを読み込むためのSDカードスロットやUSB端子などはなく、楽曲は音楽配信サービス「ヒマラヤ音楽プラットフォーム」が用意している一覧から選択して再生する仕組みだ。サービスの利用は無料で、事前登録なども必要なかった。

 なお、音声で操作するのが前提にもかかわらず、至愛小播の設定にはスマートフォンが必須で、取扱説明書や本体にある二次元コードを読み取った先のウェブサイトから専用アプリを入手して、無線LANの設定を済ませる必要がある。専用アプリからは、ライトの光量調整や、アラーム設定、音楽再生なども可能だ。

付属品一式。必要最低限のものしか入っていない
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専用アプリで就寝前音楽の設定など、各種設定を行う
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