美尻選びは楽しい、でも1月から12月までの美尻並べが難しい

 博水社の女性社員6人からなる美尻グッズ部員が、年明け早々から約10カ月をかけて写真素材から厳選した2018年版の美尻ちゃんたち。同社はお酒の割り材メーカーであって、カレンダーメーカーではない。しかし、美尻選びに向かう姿勢には並々ならぬものがある。

 「お尻の形はもちろん、ビキニの色合いやデザインのバリエーション、背景にも目を配り、さらにはお尻がカレンダーやグラス(※)に印刷されたときの見栄えまで見極める力がついてきた。お尻選びの仕事にもプロ意識が芽生えている。美尻愛が育まれているように思います」と、田中社長はその進化ぶりを高く評価する。

※博水社では2010年より、美尻カレンダーで採用した“珠玉の美尻”を、グラスやトランプ、タオルなどにプリントした「美尻グッズ」を同社オンラインショップで販売している

 メンバーの1人は、お尻選びのプロセスをこう振り返った。「さあ、これまでとは違う美尻をお届けして皆さんを喜ばせるぞ!と気合いを入れながらお尻に向き合っているんです」。8月末の段階で100カットまで絞り込んだが、その時点ですでに選ばれし美尻ばかり。ここから13尻(12カ月分+表紙のお尻)を選抜する作業が、気を抜けない大仕事になる。

 頭を悩ませるのは、お尻をフルイにかけて絞り込むこと、そして並び順を詰めること。この両方の目的の達成だ。1月から12月まで、どの月にどのお尻をもっていくか。美尻の並び順は、「華やかなバレエ公演のめくるめくワクワク感がお手本」(田中社長)なのだ(関連記事:「居酒屋のマドンナ『美尻カレンダー2016』 珠玉の“お尻選び”ウラ話」)。

 春は可憐なお尻、真夏は海辺で映えるピッチピチの元気なお尻、といった具合に季節感を出したり、同じ色のビキニを続けて並べない、昨年版と似た雰囲気のお尻は選ばない――など、美尻並べの基本を守る。そしてカレンダーのお尻をペロペロめくると、前のお尻が後のお尻を引き立てるというか、12カ月全体でお尻同士が引き立て合うように、何度も何度もお尻を入れ替えてみる。

 「個性が似通うと、バラエティに欠ける暗い印象になる。そうなると、全体を見てお尻を差し替えるしかない。ようやくできた!と思っても、ただオシャレな雰囲気の美尻だけでは写真集っぽくなる。哀愁が漂いすぎると、元気さが足りないのでは?という意見も出る。理想を求めるハードルをすべてクリアするのは本当に大変です」(美尻グッズ部)

美尻カレンダー2018「プレミアム版」(月めくり)の9月を飾る美尻ちゃん。「スタンダード版」(隔月めくり)の9・10月にも登場する(画像提供:博水社)
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美尻カレンダー2018「プレミアム版」(月めくり)の2月を飾る美尻ちゃん。「スタンダード版」(隔月めくり)の5・6月にも登場する(画像提供:博水社)
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