ポールダンスから派生して進化し、今では五輪種目入りを目指す競技となった「ポールスポーツ」。ステージの天井と床に固定した高さ4mのポールを軸に、宙でくるくる回ったり、180度開いた両脚が一直線になるようにポールと平行あるいは垂直に伸ばしたり。ときには、開いた脚の足首ともう片方の足裏だけをポールに密着させ、体幹はポールに垂直になるように立つ――。こんな離れワザも次々に繰り出す。国際ポール・スポーツ連盟によって規定されたルールの下、体の柔軟さや力強さといった身体能力と演技の美しさ、芸術性を、さまざまな動きの表現で競い合うのだ。

第4回全日本ポール・スポーツ選手権大会2017で、ノービス(10~14歳)部門に出場した藤岡空未さんの演技
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ノービス(10~14歳)部門に出場した小西鹿乃さんの演技
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 今回は、まず競技ルールの概要を紹介する。そして、近年テレビ出演などを機に知られるようになった「キッズポール」、すなわち子どものポールスポーツに注目したい。本記事に掲載する写真は、2017年4月に大阪で開催された第4回全日本ポール・スポーツ選手権大会2017での競技を撮影した中から、10~17歳の選手の演技で目を引くものを選んだ。

現在、中学1年生の岩崎知愛里さんの演技
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ジュニア(15~17歳)部門に出場した甲斐仁紅さんの演技。2017年7月にオランダで開催されたポール・スポーツ世界大会の同部門決勝では17人中5位の好成績を収めた
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※本記事は、ポールダンスから派生し、2012年、世界基準の統一ルールを持つ採点競技として確立した「ポールスポーツ」に注目するシリーズの第2回。「ポールダンスを五輪種目に!? スポーツ化で普及目指す」の続きです。ぜひあわせてご覧ください。