ケーブルはUSB Type-Cにしてほしかった

 iPhone Xが搭載する端子には、相変わらずLightningが採用されている。新モデルはUSB Type-Cになってほしいと思っていたのだが、願いはかなわなかった。iPhone自体はずっとLightningなので、単体で使っていて困ることはないものの、他の端末と互換性がないのは不便だ。ノートパソコンにもUSB Type-Cで充電できる製品が増えているのだ。

 また、同じアップル製品なのに「MacBook」の充電器が使えないというのも残念すぎる。以前はLightningには上下を気にせずに挿せるという優位点があったのだが、その点はUSB Type-Cでも同様になった。サイズも大差なく、もはやLightningの優位点はほとんどないだろう。ユーザーのメリットを考えるなら、USB Type-Cを採用してほしかったところ。

 以上、がっかりした点をまとめてみたが、画面の細長さは、アプリの進化である程度は解決できるだろう。そう考えると、過去のiPhoneの中で最も“がっかりポイント”が少なかったモデルになるかもしれない。なんだかんだ言いつつも、僕としては大いに気に入っていて、毎日のように使っているのだから。

iPhone X(上)はLightning。Galaxy S8+(下)のようにUSB Type-C端子なら互換性が高かった
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
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