「iPhone X」を購入して1週間。前回は僕が「すごい」と思ったところを紹介した(関連記事:iPhone Xを1週間使って分かったこと【すごい編】)。今回は「がっかり編」をお送りする。iPhone Xは過去最高のスマートフォンだと、僕自身は高く評価している。だが、しばらく使い続けているうちに意外な欠点も見えてきた。今回は、使い込んだからこそ分かる点を含めて、がっかりしたポイントを紹介していこう。

ディスプレーが思ったほど大きくない

 「iPhone 8 Plus」や「iPhone 7 Plus」のディスプレーは5.5型だが、iPhone Xは5.8型とやや大きくなっている。「サイズが大きすぎる」と日頃からボヤいていたiPhone 7 Plusユーザーの知人は、「iPhone Xは本体がコンパクトになって持ちやすいのに、画面が大きくなったから買いたい」と、興奮気味に語っていた。

 しかし、実はそんな期待はすっぱりと裏切られる。下の写真をご覧いただくと分かるのだが、iPhone 7 Plusと比べて、iPhone Xのディスプレーは大きくない。横幅が狭く、逆に高さがあるのだ。

 試しに定規で計測してみたところ、iPhone 7 Plusは6.8×12.1mmで、iPhone Xは6.2×13mm。面積にすると82.28平方mmと80.6平方mmという結果になった。iPhone Xはディスプレー上面の出っ張った部分を除外しているし、そもそもディスプレーの角が丸いので、正確な面積ではない。とはいえ、5.5型のiPhone 7 Plusと比べてもちょっと小さいか、せいぜい同じくらいの大きさしかないのだ。

 ディスプレーの大きさを対角線の距離で示すという、意味のよく分からない慣例があるからこんな現象が起こる。対角線が長い画面のほうが表示面積が狭くなることもあり得るのだ。最近の細長いディスプレーのスマートフォンはおしなべて、カタログの数値でイメージするほど画面が広くない。

iPhone 7 Plus(左)と比べるとディスプレーの面積はカタログ値ほど広くない
[画像のクリックで拡大表示]