仕事などでデータを分析するために、グラフを作成することはよくある。そのとき、「Excel」を使う人は多いだろうし、僕もそうしてきた。ところが、最近はExcelを超越するツールが出てきた。

 そのツールとはマイクロソフトの「Power BI」というアプリで、データを視覚化して分析に使える。さまざまなデータを扱えるのだが、とりあえずはExcelのグラフ作成機能を取り出したようなツールだと思ってもらうといいだろう。しかも、複雑なグラフを作るのではなく、グラフの数値を可変させて傾向をチェックしたり、同じデータから見せ方の異なるグラフを作ったりするのに向いている。

 モバイル版やOffice 365の契約が必要な「Power BI Pro」などの種類があるが、「Power BI Desktop(以下Power BI)」は誰でも無料でダウンロードして利用できる。

 Power BIのメリットを一言で表すなら、「Excelよりも簡単にデータを視覚化できる」こと。Excelを使った経験があれば、小一時間でその優秀さが実感できるので、ぜひ試してみてほしい。なお、使用する元データはExcelで作成しておくといい。既にExcelで作ったデータも使い回せる。最初に試してみるときは、シンプルなExcelの表を読み込んでみるといいだろう。

Power BI Desktopのウェブページ。日本語で使うにはインストールする際に、「高度なダウンロードオプション」で「日本語」を選んでからインストールファイルをダウンロードして実行する
元のデータ。東京23区の世帯数と売り上げが入力してある
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