日本HPの「HP EliteBook x360 1030 G2」は法人向けのモバイルノートだが、個人でも購入できる。個人向けモバイルノートとの一番の違いは、セキュリティーに徹底的に気を配っていることだ。“超セキュアーノート”と呼んでも過言ではない。なかなか注目されにくい法人向けノートだが、とても個性的で、一般ユーザーにも使える機能があるので取り上げてみたい。

画期的なプライバシーフィルター

 個人的に一番関心があったのが、パソコンにプライバシースクリーン機能(HP Sure View)が搭載されていることだ。一般には、液晶は視野角が広いほど「見やすい」とされるわけだが、だからこそ外出先で利用しているときには、知らない人にのぞかれてしまう危険にさらされる。僕も先日、カフェで見積書を作っている人を見かけて「大丈夫なのか?」と苦笑した。

 ビジネスパーソンの中には、市販のプライバシーフィルターをセットして使っている人もいるだろうが、いちいち付け外しするのは面倒だし、画面を誰かに見せたいときはフィルターが邪魔になる。タッチパネル式のパソコンにフィルターを取り付けると、タッチ操作の感度が落ちたり、操作できなくなったりすることもある。

 そんなネガティブなポイントがHP EliteBook x360 1030 G2なら解消されるわけだ。「Fn」キーを押しながら「F2」キーを押すことで、180度近い視野角が約70度まで狭まる。横から見ると画面が白っぽく見えるので、プライバシーフィルターを取り付ける必要がない。液晶の分子構造を変化させているとのことだが、何ともすごい技術だ。あまり話題になっていないようだが、最近のパソコンの新機能の中では、とても画期的な機能の1つだと思う。

「HP EliteBook x360 1030 G2」は法人向けのモバイルノートだが、個人も購入できる。価格は14万9800円から
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Fnキーを押しながらF2キーを押すと視野角が狭くなり、横から見たときに画面が白っぽくなる
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