5月は毎年、大手キャリアからスマートフォンの夏モデルが発表される時期だ。今年ももう間もなくだろう。僕も今から楽しみにしている。そこで少し気が早いのだが、今回は、これから登場するであろう注目のスマホの中でどれが“買い”かを考えてみたい。

 取り上げるのは「HUAWEI P10」と「Galaxy S8」に、iPhoneの新モデルを加えた3機種だ。僕はiPhoneとGalaxy S7 Edgeを愛用している。P9は、去年買ったスマホの中でも満足度が非常に高かった。いずれも次世代モデルが気になる製品なのだ。

 ただし、P10とGalaxy S8ははすでに海外では発表済みだが、日本での発売日は未定。当然実物はまだ見ていない。iPhoneの新モデルはその姿すら見えない。だからあくまでも僕の期待を込めて書いていく。

こちらは、僕が持っているそれぞれの旧モデル。左からHUAWEI P9、Galaxy S7 edge、iPhone 7
[画像のクリックで拡大表示]

HUAWEI P10には残念な点がちらほら

 「HUAWEI P9」の後継がP10だ。ちなみに、日本ではP9しか発売されなかったが、海外では大画面モデルの「P9 Plus」も発売されている。新モデルとしてはP10に加えて「HUAWEI P10 Plus」、さらに「HUAWEI P10 light」もラインアップされているが、前回を踏襲するなら、日本で発売されるのはP10のみとなるだろう。

 P10の一番のポイントは、128GBストレージのモデルが追加されたことだと思う。P10はDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)となっているのだが、microSDカードが兼用になっているため、デュアルSIMを生かすとmicroSDカードが使えない。ストレージの容量不足の不安を解消するには、64GBもしくは128GBモデルを選びたい。

 また指紋センサーが前面に移動し、フリック操作に対応したことも大きな変更点だろう。すでに、タブレットの「HUAWEI MediaPad M3」で同様の機能が採用されているが、慣れるとかなり便利。他の部分にこれといった変更はなく、カメラが1200万画素から2000万画素になり、性能が順当にアップした程度だ。

 驚いたことに、P10の画面サイズは5.2型から5.1型へと少し小さくなった。僕は基本的に大画面のスマートフォンが好みだが、P9はデザインもまとまっていて良いモデルだと思っている。P10の外観も同様だが、0.1インチとはいえ画面が小さくなったのはうれしくない。

 一番の問題は価格だ。海外では649ユーロからとなっている。日本ではおそらく128GBモデルが8万~9万円になりそうだ。P9は「高性能だけれど比較的手ごろな価格」という印象だったが、この価格だともはや割安感は皆無だ。

 それでも「おサイフケータイ」が搭載されたら売れるのではないかと思う。おサイフケータイが使えないなら、P9でいいと思う。

さほど新しさを感じないデザインのP10。写真はファーウェイ提供
[画像のクリックで拡大表示]
こちらはHUAWEI P9。指紋センサーは背面にある。P10では前面に移動しているという
[画像のクリックで拡大表示]
MediaPad M3は、指紋センサーをフリックして操作できる
[画像のクリックで拡大表示]