スピーカーや液晶はiPad Proのほうが優れている

 iPad Proは4スピーカーを搭載するのに対し、新iPadは2スピーカーだ。映画などを見比べてみると、音響にかなりの差がある。iPad Proに慣れてしまった身としては、もう2スピーカーには戻りたくない。ただ、iPad Proを知らなければ十分に満足できると思う。少なくとも、一般的なスマートフォンよりは音がいい。

 個人的に、最も違いを感じたのが液晶だ。解像度には大きな差はない。iPad Proは2224×1668ドットで新iPadは2048×1536ドットだが、新iPadの液晶はこの価格にしては解像度が非常に高いし、色合いも美しいからだ。

 だが、表面のコーティングが違うため、映り込みに明確な差が出る。加えて気になるのが、表示のくっきり具合。iPad Proは液晶とガラスの間に隙間のないダイレクトボンディング(フルラミネーション)なのだが、新iPadはそうではない。ガラスと液晶面の間にわずかな隙間があるため、斜めから見たときに画面が白っぽく見えてしまうのだ。また、10.5インチに慣れると、9.7インチはちょっと狭く感じる。

 気にならない人も多いとは思うが、僕にとっては「iPad Proを手に入れておいて良かったなぁ」と強く感じるポイントで、これにはちょっとホッとした。

iPad Proも新iPadも、下側にはスピーカーがある
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上側にスピーカーがあるのは、iPad Proだけ
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斜めから見ると右のiPad Proのほうが表示がくっきりしている
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正面から見てもやや違いがあり、手前の新iPadはややぼやっとした印象
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斜めから見ると手前の新iPadはガラスと液晶面との隙間が気になる
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