価格は妥当。上位モデルがおすすめ

 店頭モデルのCPUはCore i5で、性能としては十分だ。一方でメモリーが4GBにとどまるのは少々物足りない。やはり、8GBは搭載してほしいところ。ストレージは下位モデルのUH75/B1が128GBで、上位モデルのUH90/B1が256GBとなっている。

 重量761gのUH75/B1はバッテリー駆動が8.3時間で、17時間駆動する上位モデルのUH90/B1の重量は913g。僕なら迷わずUH90/B1を選ぶ。どんなに軽くても、動かないパソコンは“ただの荷物”にしかならないからだ。モバイルバッテリーから給電できるなら8時間駆動のモデルも“あり”なのだが……。

 キーボードは、いずれも19mmピッチでストロークは1.2mmだ。配列は文句なし、キートップも滑りにくい工夫が施されていて、このクラスとしては十分と思う。タッチパッドに左右のクリックボタンが付いているのは、ユーザーのことをよく分かっている証拠だ。

 価格はUH75/B1が18万円台で、UH90/B1が19万円台。価格差が小さいので、選ぶならUH90/B1だろう。この価格なら買いだと思うが、あと2万円ほど値下がりしないと、海外メーカーの極薄モデルを相手に苦戦するかもしれない。今シーズンの新モデルの中ではかなり物欲をそそられた1台だけに、頑張ってほしい。

キーボードは合格ラインだがストロークが浅い
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配列は文句なし。日本メーカーの面目躍如たるところ
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タッチパッドには左右のクリックボタンを備える
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キートップが滑りにくい加工が施されている。
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
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