5.5~6インチサイズの大画面スマートフォンが続々と登場している。スマホとタブレットの中間ということで、「Phone」と「Tablet」を合わせて「ファブレット」と呼ばれることもあるクラスだ。その中で、昨年12月に発売されたレノボの「Phab 2 Pro」は、グーグルのAR(拡張現実)技術「Google Tango」に初めて対応した製品として話題になった。ARはもちろん注目なのだが、スマホとして使う以上、その使い勝手は気になるところだ。

 Phab 2 Proを手にしてみて感じたのは、厚さと重さだ。液晶は6.4型ながら本体サイズは88.57×179.83×10.7mmで、重量は259g。6.8型液晶を搭載する「ZenFone 3 Ultra」よりも3.9mm厚く、26gも重い。

 この重量だと長時間、手に持っているのはつらい。画面が大きい分、本体サイズが大きくなるのはある程度許容できるが、重くて厚いのはまた別の問題で、持ちづらいことこの上ない。

 ぱっと見のデザインはなかなか良く、液晶の縁がアールを描いていて、美しく仕上げられているのは高く評価したい。ただ、細部の完成度は微妙だ。液晶とボディーの間にかなり厚い樹脂が挟み込まれているのは見た目が良くないし、より分厚さが強調されてしまう。アクセントとして施されているダイヤモンドカットも、一般化した今となっては特徴として弱い。

Phab 2 Proは、AR対応の大画面スマホ。価格は税別で5万円程度だ
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背面は金属の仕上げで、複数のカメラを搭載するのも特徴の1つ
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5.5型のiPhone 7 Plusと比べると、Phab 2 Proはかなり大きくて分厚い
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液晶と本体の間の分厚い樹脂が、デザインを台無しにしている
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