米国では、話題のハリウッド映画は夏休みや冬休みといった時期に公開されることが一般的。特に子供にも人気なファンタジー系やヒーロー系の作品は小学生・中学生といった観客が多いので、彼らが休みの時を狙っているのでしょう。

 そういえば、数年前になりますが、当時大人気だったハリー・ポッターの最新作(何作目かは覚えていませんが……)の公開日が夏休み真っただ中の7月、しかもちょうどその日が私の誕生日と重なっているのに、ちゅうちょなしでハリー・ポッターを選択したDIY大好き男、の誰かさんがいましたが……。

「だって、君の誕生日は何度もあるけど、ハリー・ポッターの公開日はこの日しかないんだよ~!」

と言い放ちましたよね、たしか(まだ怒ってる)。

 さて、今年の冬休みも“あの”シリーズの最新作が公開されます。「スター・ウォーズ」のエピソード7「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」です。今までの同作品監督・プロデューサーだったジョージ・ルーカス氏の制作会社をウォルト・ディズニー社が買い取り、新たに3部作が作られるというニュースが流れたのが2012年のこと。ファンの間では、不安と期待の両方の声が出ていました。

 しかし、1977~1983年公開のオリジナル3部作(エピソード4~6)に登場したルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)や、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)が前作から30年後という設定で登場することが発表され、ただでさえ注目されるシリーズなのに、さらに話題となっていましたから、公開日までワクワクしている人は多いのではないでしょうか。

 ところで日本でもそうですが、ヒーロー系などの映画が公開される時期になると、関連グッズがいろいろ販売されますよね。「スター・ウォーズ」も例外なく、いろいろな関連商品が売られています。例えばこの間、デパートの一角で売られていたぬいぐるみ。ヨーダやクローン・トルーパー、はたまたR2−D2なんかのキャラクターのぬいぐるみなんですが、プラッシュ素材(パイル)なので柔らかく、大きさから枕にもなりそうなサイズです。ヨーダを抱き枕にするのには勇気がいりますが……。

肌触りも良さそうな、ヨーダのぬいぐるみ。その笑顔があなたを心地よい眠りに……誘うのか?(汗)
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ヨーダとダースベイダーが「アナ雪」と「スポンジ・ボブ」に挟まっているという、変なビジュアルですね
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 それからスーパーで売っていたのは、お約束のシリアル。アメリカのシリアルは、子供に人気なキャラクターをよく箱に印刷して、限定商品として販売しているのですが、やっぱり「スター・ウォーズ」も例外なし。

 それからこちらでは、生の状態で売られていて、あとはオーブンで焼くだけ…といったクッキー生地があります。パッケージを開けると、金太郎飴みたいな形で、さらにデザインが施された生地が出てきて、それを焼くと平たいクッキーになるという。この季節だとクリスマス関連のデザインが多いのですが、何気にR2-D2のものまでありました(笑)。ちょっとこれ、欲しいです……。

 しかし「スター・ウォーズ」ですから、関連グッズは子供向けか男子向けというイメージがあります。しかし、そんな考えを覆すかのようなアイテムを、先日見つけてしまいました。若い世代に人気の「カバーガール」というコスメティックのメーカーが、なんと「スター・ウォーズ」に「インスパイアされた」というラインナップを販売していたのです。なんか、かなりきわどい色のアイライナーとか、リップグロスとかあるんですが……(汗)。コスプレには役に立ちそうですが、日常に使うとちょっと目立つだろうなぁ。

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このクッキーシリーズ、焼くだけという手軽さが結構人気
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「スター・ウォーズ」コスメ、驚いたことに売れ筋のようで、在庫ほとんどなくなっていました

著者

クローニン真木(くろーにん まき)

 海外生活が人生の半分を超えてしまった、主婦&看護師兼ライター。日本人アイデンティティーを保持していると信じつつも、近年めっきり周囲からは否定されつつある。現在2児の母で子育てに奮闘しつつ、Narinari.comで執筆を展開。著書に「アメリカの弁護士は救急車を追いかける―アメリカの不思議なジョーシキ114」(宝島社文庫)。現在、月刊誌「この映画がすごい!」(宝島社)、「TOEIC Test プラス・マガジン」(リント)などに記事を提供している。日経トレンディネットでは以前に「アメリカ在住ミセス・マキのUSA『お茶の間』通信」を連載。