最近よく量販店で見かけるカドーの加湿器。2本の煙突のようなデザインが特徴的で、主にインテリアにこだわりのある層から支持されているという。今回はその中でも一番加湿能力が高い「HM-C610S」を紹介する。

ダイソンの加湿器と並ぶカドーの加湿器。どちらも独創的なデザインで、足を止めて見る客も多い
[画像のクリックで拡大表示]

ダイソンと同じく「超音波式」の美しい加湿器

 カドーは、2011年に設立されたばかりの日本の家電メーカーだ。日本の優れた技術を応用した美しいデザインが特徴で、ダイソンと並び、デザイン家電として人気がある。家電量販店やインテリア系のショップで見たことがある方も多いのではないだろうか。

今までにはないデザイン
[画像のクリックで拡大表示]

 今回ご紹介するのは、カドーの製品の中でも思い切ったデザインで評判の加湿器「HM-C610S」だ。家電量販店などではダイソンの加湿器と並んで販売されているところも多い。4万5000円台と決して安くない価格だが、販売台数は好調で、ダイソンの対抗商品として注目されているという。

 我が家は、以前こちらでもレビューしたダイソンの加湿器「Dyson Hygienic Mist」を愛用している。横に風が出てくるので、若干肌寒く感じることもあるが、しっかり潤うのと、思ったよりお手入れがラクなことから気に入って使っている。カドーのHM-C610Sは同じようにデザインにこだわった加湿器だが、見た目はもちろん、除菌の方式も使い勝手も大きく違っている。

 カドーのHM-C610Sは、本体幅270mmとコンパクトなサイズで、加湿能力は最大600ml/hとパワフル。17畳の広さ(木造和室なら約10畳)に対応し、デザインだけでなく、加湿能力も高い。我が家は木造住宅だが、子どもがいて出入りが多く、気密性がそれほど高くないせいか、なかなか湿度が上がらない。加湿能力も気になるところだ。

 ちょっと引っかかるのが加湿方式で、「超音波式」を採用していること。超音波式加湿器は、水を細かくして飛ばして加湿する。そのため、雑菌やカルシウムなどの不純物が含まれている場合、雑菌ごと風で飛ばしてしまう可能性が高い。最近はこのことがさまざまな媒体で取り上げられ、超音波式を候補から外す人も増えている。

 そんな中、カドーの加湿器はあえて超音波式を選択している。煙突のようなダクトから黙々と吹き上がる白い霧は確かに絵になるが、衛生面や周囲にカルシウムを含む白い粉が付かないかが気になるところだ。