いよいよ暖かくなって、本格的な行楽シーズンが到来! そうなると、またビデオカメラが大活躍する季節になってきたということ。でも、ちょっと待って。イベントのたびに撮影したのはいいけど、果たして撮影済みのテープやDVDはどうなっているだろうか?

 棚にたまったビデオテープやDVDを何とかするべく、ビデオ編集にチャレンジした読者も多いことだろう。しかし、ビデオ編集を始めてみたものの、多くの人がとん挫して中途半端な状態で投げ出しているのではないだろうか。編集ソフトの説明では「簡単にビデオ編集」とか書いてあるが、実際やってみると難しいし、面倒な部分がいっぱいあってなかなか作業が進まない。

 始めたころは勢いがあるからなんとか編集を進めることができたんだけど、いつまでたっても終わりが見えてこない。それで、いつの間にか編集していたことすら忘れてしまう。がんばって編集を終えたとしても、完成作品を見るとおもしろくない。というか、元と比べて、エフェクトが入っている以外は編集をした本人じゃないと分からないほど微妙な出来栄えだったりする。

 「一度はあきらめたビデオ編集を、ちゃんと終わらせて完成させたい」
 「プロのようにとは言わないが、より完成度を高めたい」

……といった要望に応えるべく、この企画では、初心者の目線でプロのテクニックを伝授。単に編集ソフトの使い方というのではなく、ビデオ編集のテクニックとセオリーを中心に紹介したい。より効果的な“見せ方”から、“編集を考えた撮影”まで、プロの現場ではどのように作業が行われているのかという事例と併せて手引きしよう。(菊地 正喜)


【第1章】 「なぜ、ビデオ編集を途中で投げ出してしまうのか?」

ビデオを撮影した本人たちだけでなく、その場にいなかった人でも楽しめるような映像にするには編集が必要。しかし編集にチャレンジするものの、途中で投げ出してしまう人も多い。その最たる理由は「気合いの入れすぎ」にある。ではどう取り組めばいいのか……?

編集するのは、人に“見せる”ため
ビデオ編集のハードルは、高いか低いか?
途中で投げ出さず、作品を完成させるための秘技
万能テロップ処理で、分かりやすさアップ!

【第2章】 「ビデオ編集を始めるための準備」

前回は心構えが中心だったが、今回からは、どんどん具体的なビデオ編集に迫っていきたい。とはいっても、とりあえずビデオ編集を始めるための準備、つまり環境を整えるのも必要なこと。いや、ビデオ編集では、環境がスゴク重要なことなのだ。

ビデオ編集に一番必要なのは“環境”!
そのテレビ、正しく表示されていますか?
DVDプレーヤーを使ってできる簡易的な画質調整方法を紹介

自分だけの編集室を作ろう
ハイビジョン編集にVistaパソコンは必要か?

編集ソフトは、基本が分かればどれも同じ
ハイビジョン対応の代表的なビデオ編集ソフトを紹介しよう!

【覚えておこう! ビデオ編集用語】
カット/シーン/テイク/本編/テロップ(スーパー)
編集マン/キャリブレーション/カラーバー/ノンリニア編集

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